淡路市議会 2015-03-27
平成27年第56回定例会(第6日 3月27日)
議案第31号 平成27年度淡路市
介護保険特別会計予算
議案第32号 平成27年度淡路市
産地直売所事業特別会計予算
議案第33号 平成27年度淡路市
温泉事業特別会計予算
議案第34号 平成27年度淡路市津名港
ターミナル事業特別会計予算
議案第35号 平成27年度淡路市
住宅用地造成事業等特別会計予算
議案第36号 平成27年度淡路市
農業集落排水事業特別会計予算
議案第37号 平成27年度淡路市
公共下水道事業特別会計予算
[
予算審査特別委員会報告]
日程第 5.発議第 1号
淡路市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の件
日程第 6.発議第 2号 公共海岸の環境保護に関する意見書
日程追加 発議第 3号 新たな
火葬場建設に向けて(決議)
日程第 7.
総務文教常任委員会の閉会中の継続審査の件
日程第 8.
常任委員会並びに
議会運営委員会の閉会中の継続調査の件
1.会議に出席した議員(18名)
1番 日 指 英 良 2番 西 村 秀 一
3番 松 原 幸 作 4番 打 越 齊
5番 太 田 善 雄 6番 鎌 塚 聡
7番 北 浦 久 吉 8番 廣 田 克 子
9番 西 濱 益 代 10番 戸 田 雄 士
11番 田 中 孝 始 12番 土 井 晴 夫
13番 岬 光 彦 14番 出 雲 容 子
15番 池 本 道 治 16番 竹 中 史 雄
17番 松 本 英 志 18番 籾 谷 宏
1.会議に欠席した議員(なし)
1.会議に出席した事務局員の職氏名
事務局長 上 田 洋 輔
次長兼議事課長 富 永 登志也
議事課副課長兼議事係長
菅 大 尚
議事課課長補佐兼総務係長
平 野 由 香
1.会議に出席した説明員の職氏名
市長 門 康 彦
副市長 森 和 重
理事 上 野 敏 明
企画政策部長 清 水 宏
企画政策部付部長(
ふるさと納税推進担当)
一貫田 達 也
総務部長 宮 本 肇
総務部付部長(
事務所統括担当・
北淡事務所長)
廣 田 勇
財務部長 中 山 雅 勝
危機管理部長 土 井 五 郎
市民生活部長 東 根 正 二
健康福祉部長 白 山 惠
産業振興部長 辻 本 稔
都市整備部長 岩 鼻 孝 明
会計管理者 真 島 崇 広
監査委員事務局長 岩 本 喜 文
教育長 高 田 貴代志
教育部長 中 谷 好 宏
教育部長 五百蔵 聡
財務部次長兼財政課長
山 田 一 夫
1.会議に遅刻した説明員の職氏名
副市長 森 和 重
開 会 午前10時00分
……………………………………
○議長(松本英志) 皆さん、おはようございます。
本日は、休会明けの会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長初め市幹部職員の皆様には、大変御多忙のところ、定刻に御参集いただきまして、まことにありがとうございます。
ただいまから、
今期定例会第6日目の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。
これにより御了承願います。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) まだや。待っとれ、待っとれ。議会始まってから。開会してから。もうちょっとしてからや。
日程に先立ち御報告申し上げます。
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の規定により、一般会計及び
特別会計等の平成27年2月分の出納検査結果報告書が提出されました。
また、
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため
今期定例会に出席を求めた者のうち、副市長、森 和重君には、用務のため、午前の会議を欠席する旨届け出がありますので、御了承願います。
以上で報告を終わります。
それでは、直ちに日程に入ります。
はい、竹中史雄君。動議か。
○16番(竹中史雄) 動議。請願が本日程に入っていないと。その理由を求める動議ということでお諮りいただきたい。
○議長(松本英志) ただいま竹中史雄君から、請願が提出されておるのに、これに日程に入っていないのはなぜかということの動議がございました。
これに賛同される諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
よって、本動議は否決されました。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 3月16日、新
火葬場等調査特別委員会設置に関する請願書を出しております。これを本日程に追加してもらいたい動議を諮っていただきたい。
○議長(松本英志) ただいま
竹中史雄議員から、3月16日提出の請願について、日程に追加してほしいということやな。入ってないことについて。
○16番(竹中史雄) 要は、上げてくださいよという申し入れしとるわけよ。してるのに、何で入ってないかと。
○議長(松本英志) はい、その動議に賛同の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
(「動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) これ、午後の休憩時間にもう一回
議会運営委員会開きますので、そないばんばん。もう、ほな最後にして。
動議、はい、どうぞ。竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 3月16日、新
火葬場調査等の予算のうち、現地の測量費の凍結解除は議会の同意を経て実施することを求める請願書をですね、本日程に追加していただきたい動議。
○議長(松本英志) 続けてもう一つやってくれ。竹中君、続けてもう一つの請願も一緒に上げてください。
○16番(竹中史雄) いや、一つずついかなあかんやな。違うんや。物件が違うのにやな。
○議長(松本英志) はい、ただいまの動議に賛同の諸君、起立を願います。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) はい、16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 3月17日、新
火葬場建設の
基本計画策定を求める決議を請願として出しております。これを本日程に追加していただきたい動議を諮っていただきたいと思います。
○議長(松本英志) ただいま16番、
竹中史雄議員より動議が出されました。これに賛同の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
よって、本動議は否決されました。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 3月24日、
土井晴夫議員の
総務文教委員長解任を求める請願を出しております。これをきょうの日程に追加していただきたい動議を諮っていただきますよう、お願いします。
○議長(松本英志) ただいま16番、
竹中史雄議員より動議が出されました。これに賛同の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
よって、本動議は否決されました。
それでは、直ちに日程に入ります。
◎日程第1.同意第1号 淡路市
教育委員会教育長の任命につき同意を求める件
○議長(松本英志) 日程第1.同意第1号 淡路市
教育委員会教育長の任命につき同意を求める件を議題といたします。
これより、市長の提案説明を求めます。
市長、門 康彦君。
○市長(門 康彦) (登壇) それでは、同意議案第1号の提出議案の説明を申し上げます。
同意第1号の
教育委員会教育長の任命同意の件につきましては、
教育委員会の委員であり、教育長である高田貴代志様が3月31日をもって辞職しますので、その後任者につきまして、慎重に選考いたしました結果、黒地禎三様を適任者と考え、
教育委員会教育長に任命したいので、同意を求めます。
議員の皆様におかれましては、よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(松本英志) 市長の提案説明は終わりました。
この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては、同意人事に関する案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
(「異議あり言うた」の声あり)
○議長(松本英志) 異議あり言うた。はっきり言わな聞こえれへん。
ただいま
竹中史雄議員より異議ありの声あり。はい、発言を許します。
○16番(竹中史雄) 要は、人物がどうかという問題でなしに、議会として、今淡路市が教育問題を最重点事項に入れているということでありますから、それに対してどういうようなお考えを持ってやっていくんかという話が聞いてないわけですよ。聞いてない。
そやから、聞いてから、議会が聞いてから、この案件をどうするかというのが手続やと思うんですね。全くない状態で、この人がどうかという以前の問題だと思うんですよ。そこをどうするんですかということですわ。
だから、そこを飛ばしていくというのはよろしくないんじゃないですかと。私の請願なんか、それ抜いていっているからね。その辺を諮ってくださいよ。
○議長(松本英志) 市長。答弁されます。過去にも答弁した経緯がありますので、一度だけお願いをいたします。本来は教育長やけどな。
はい、もう自席で結構です。
○市長(門 康彦)
同意人事案件でありますので、このような答弁については望ましくはありませんけれども、議長のお計らいによりまして、答弁をさしていただきます。
淡路市の教育問題につきましては、一番の問題は、しがらみであります。どういうことかといいますと、例えば、学校問題につきましても、やむを得ない地域の実情によって学校の経営とそれから地域の経営が同一のものとして実は取り扱われておるしがらみがあります。
いいとか悪いとかいう話ではなしに、そういうふうな実情がある中で、これからの後継者をどういうふうに育てていくかという、そういうふうなことでありますので、単に教育だけに精通した人物よりも、いろんな意味で、今回、国が制度として決めてきた、トータルとしてのいえばジェネラリスト、そういうものが今の教育長に求められていると。
そういうふうな中で、今回の黒地禎三君は、まさに旧町以前において
教育委員会の経験もありますし、また、新市になってからも、それぞれの部でリーダーとして頑張ってこられた経緯もあります。
また、高校時代には、
県立津名高校の野球部のキャプテンとしてすばらしい成績も挙げておるという、まさにリーダーの資質があるわけでありまして、人物識見ともすばらしいというふうなことで、今回、提案をしたわけであります。
賢明な議員諸氏の賢明な判断を求めたいと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○議長(松本英志) まだやるの。はい、16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 要は、我々は、市民の代表としてここに18人が来ているという事実があるんですね。
それは、どういうことかというと、本会議が市長から同意案件が上がってきたと。
そしたら、本会議は、所管の
総務文教常任委員会にこの案件を付託するということが手続上必要ですわな。
そこで、その黒地さん、市長推薦の黒地さんを参考人で来てもらって、思うところをお考えを聞くという手続を踏むということになってますやん。
それが終わったら、もう一遍本会議で残して同意をやっていくんやと。その手続を何でしないんですか。これ議会の問題ですよ。
○議長(松本英志) 誰に聞きよるの。
○16番(竹中史雄) これは市長が議会に上げたら、あとは議会がどうするかということを諮っておるんやな。ここに皆議員さんおりますやん。そういうことになっとる。だから議会で決めてくださいよという話やから、決めましょうという話や。
そしたら・・・。
○議長(松本英志) わかりました。はい、お座りください。
それでは、今、16番、
竹中史雄議員より、
委員会付託をせよということを言われました。これに賛同する諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。はい、もう一回質疑できるで。
はい、どうぞ。
○16番(竹中史雄) そしたら、今のやつは、議会、委員会、議会の条例の何条でやられたんですか。
○議長(松本英志) 会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしました。もう終わり。3回した。もう3回したら終わり。
もうお座りください。3回済みましたよ。4回目でございます。もうあかんで。座りなさい。
もう一回言い直す。案件について、会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これに賛同の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。よって、委員会への付託を省略いたします。
はい、それでは、同意第1号 淡路市
教育委員会教育長の任命につき同意を求める件について、採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
ここで申し上げます。
現教育長の高田貴代志氏から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
高田教育長。
○教育長(高田貴代志) (登壇) 今の説明にありましたように、3月31日付をもって一身上の都合により辞職することになりました。いろいろと在職中は御協力いただきまして、ありがとうございます。
なお、一身上の都合ですから、特に釈明するということも不必要かと思いますが、お礼を兼ねてですね、一言述べさせていただきたいと思います。
いずれにしても、国を初め地方自治体、それぞれ大きな問題とか、人口減少とか、そういう大きな課題を抱えています。
そういうような中で、学校教育、それから社会教育、そういうような教育関係の問題もたくさん控えております。
そういうことで、今後ともですね、議会でいろいろと御協力願わないといけないことが、新しい教育長さんにも求められると思います。
そういうことで、今後とも
教育委員会に御協力願えればありがたいと思います。どうもありがとうございました。
○議長(松本英志) 続いて、先ほど後任の教育長に選任同意されました黒地禎三氏には、議場において御挨拶をお願いいたします。
○新教育長(黒地禎三) (登壇) おはようございます。先ほど皆様方の同意をいただきまして、教育長に選任をされました、黒地禎三でございます。よろしくお願いしたいと思います。
本日は、貴重な時間をさいて、挨拶をさせていただきますこと、感謝いたしております。
さて、最近、教育につきまして、現教育長も言っておられましたけれども、非常に大きな問題がございます。
迅速な危機管理体制の対応、そして、市長と
教育委員会との連携の強化など、新しく改正される制度にのっとって、これまでの淡路市の教育を継承しながら、さらに発展するための努力を傾注してまいる所存でございます。
今後とも、御指導、御鞭撻のほどを賜りますことを、切にお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 今、黒地禎三さんが教育長になることを同意されたということでありますから、この場で引き続き、黒地禎三さんにお考えを聞くということを求める動議を諮っていただきたいと思います。
○議長(松本英志) ただいまの竹中史雄君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
よって、本動議は否決されました。
◎日程第2.議案第1号、議案第5号〜議案第7号、議案第12号、
議案第15号〜議案第17号、議案第24号、議案第39号
10件一括議題
○議長(松本英志) 次に、日程第2.議案第1号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第12号、議案第15号から議案第17号まで、議案第24号及び議案第39号、以上10件を一括議題といたします。
この際、御報告申し上げます。
総務文教常任委員会に付託いたしましたこれら10件につきましては、審査の結果、議案第1号、議案第5号、議案第6号、議案第15号、議案第17号及び議案第24号、以上6件については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また議案第7号、議案第12号、議案第16号及び議案第39号、以上4件については、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から、文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので、御了承願います。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員会委員長、土井晴夫君。
○
総務文教常任委員会委員長(土井晴夫) (登壇) 総務文教常任委員長の土井でございます。
平成27年3月3日に本委員会に付託されました審査について、3月4日の委員会において慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定によ御報告申し上げます。
報告につきましては、議案番号、議案内容、主な質疑、表決、この順で行いたいと思います。
まず、議案第1号 淡路市職員の定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定等に関する条例制定の件であります。
これは、国の法令改正により、国家公務員について、平成25年6月1日より、早期退職募集制度が導入されており、淡路市においても、年齢構成の適正化を図る等のために、国家公務員に準じ、この制度を導入するものであります。
主な質疑は、募集する範囲と部署が偏った場合はどうするのかにつきましては、年齢層、経験年数、役職での範囲で部署が集中するようになれば、任命権者が選択できる条項も設けているということであります。
また、現在の職員数、年齢構成、適正人員はどうなるのか等につきましては、現在18歳から44歳までで243人、45歳から59歳で221人、60歳以上の再任用で2人、合計466人でありますという答弁であります。
最終的な人員数は、400から420人が適当と考えている。特に今後は福祉サービス部門について、手厚い人事にしたいという答弁でありました。
次に、早期退職の手当はどうかという問いに対しましては、給与の3%増で、自己都合では25.66カ月、早期退職制度では30.77カ月となるという答弁であります。
このような質疑、回答があり、表決については、賛成多数で可決すべきものと決しました。
施行日は平成27年4月1日であります。
続きまして、議案第5号 淡路市
行政手続条例の一部を改正する条例制定で、この内容は、行政不服審査法の見直しに伴い、行政指導及び行政等に関して、その措置を講ずるもので、行政指導を行う場合は、相手方に根拠となる法令、条例等を示し指導処分し、また反対に行政指導を受ける側がその当該指導処分がおかしいと求めた場合は、行政側はそれに応じなければならないということを明文化させたものであるという条例であります。
主な質疑は、過去に淡路市で行政手続法による問題案件はあったのかということに対しては、行政手続法によるものは1件もない。今後、案件として出た場合、相手方に対応するための明文化措置とした等の質疑がありました。
表決は全員賛成で可決すべきものと決しました。
施行日は平成27年4月1日であります。
続きまして、議案6号 淡路市
職員定数条例等の一部を改正する条例制定の件であります。
この内容は、平成27年4月1日より施行される地方教育行政の改正により、責任を明確化する目的などで
教育委員会制度が見直され、現行の
教育委員会の委員長と教育長が一本化された新たな教育長を置くことになり、所要の措置を講ずるものであります。
改正の内容は、教育長が特別職となるに伴い、一般職の対象者から教育長を除き、
教育委員会の委員の報酬の項目を削除するという内容であります。
主な質疑は、
教育委員会の権限、首長の権限はどうなるのかということに対しましては、教育行政全般は教育長が責任を持つ。首長は総合教育会議を主宰するが、教育大綱の中身、また教育目標や長期的な計画など、教育政策については、協議の上、合意を求めていくのが基本であるという質疑がありました。
表決は、全員賛成で可決すべきものと決しました。
施行日は、平成27年4月1日であります。
続きまして、議案第7号 淡路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定で、これは平成26年国家公務員の人事院勧告に準じ、淡路市職員の給料月額の引き下げ、また地域手当の支給しないこととする期間を1年間延長させる措置であり、そして、これまでなかった単身赴任手当を新設するなどの改正条例であります。
主な改正要点は、給料月額を若年層に配慮した上で平均2%の引き下げをする。単身赴任手当の新設と当該住居手当の支給、また管理職の特別勤務手当の支給、地域手当の無支給期間を平成28年3月31日まで1年間延長する。また、平成26年12月に引き下げた勤務手当の支給割合を6月、12月に対等となるよう調整をする。
このような内容でありまして、質疑は単身赴任手当の支給対象は何を想定しているのかということに対しましては、他市への災害支援に対する派遣等を想定している。
ラスパイレス指数、国家公務員と地方公務員の給与水準を100と100以下にしなければどうなるのかに対しましては、国は100以下を推奨しており、これを超えると特別交付税等の減額要因となる。淡路市では、現在ラスパイレス指数は97前後の数値であるという回答でありました。
以上の質疑があり、表決は賛成多数で可決すべきものと決しました。
施行日は平成27年4月1日からであります。
続きまして、議案第12号
淡路市立石屋小学校附属幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。
内容は、平成27年4月から子ども・子育て支援制度が実施され、幼稚園の保育料が定額制から世帯の所得に応じた応能負担制に変更になることから、この条例を改正するという内容であります。
主な改正点は、月額4,000円を国の基準を限度として、所得に応じた利用料、保育料に改める。また、母子・父子世帯、現在障害児のおられる世帯、また多子世帯等については、各減免措置を設ける。保育料の決定や通知、督促に対して、その規定を整備する等の内容であります。
主な質疑は、4月1日に施行になるが、入園を希望する保護者にこの制度の周知や説明は行っていたのかということに対しましては、募集にあっては、国の基準を示し、保育料の減免制度、幼稚園の目的、利用時間等について説明を行ったということで、また月額で国の上限と市の上限はどのようになっておるのかということに対しましては、国の上限は月額2万5,700円で、市は月額1万6,100円としている。また第2子はその半額であるという回答であります。
入園が3名となっているのはなぜかということに対しましては、利用時間が短いというのが主な理由と思っている。
また、現在3名の保育となるが、教育としてどう考えているのかにつきましては、集団活動については保育所と連携して充実させていきたいと思っているという答弁であります。
また、今後市内の幼児教育のニーズがあるが、これに対しどのようなことを考えているのかということに対しましては、各関係機関と協議し、認定こども園等を検討していきたいという答弁であります。
以上のような質疑があり、表決につきましては、賛否同数で、委員長が賛成として諮り、賛成多数となり、原案のとおり、可決すべきものと決しました。
施行日は子ども・子育て支援法の施行日からとして、保育料の減額の決定は必要な経過措置を設け、準備に係る規定も設けることとしていますということであります。
続きまして、議案第15号 淡路市
地域審議会条例を廃止する条例制定の件であります。
内容は、合併にあわせ、新しいまちづくりのために地元の意見をくみとる形で市長の諮問を受け答申するという地域審議会を、平成26年度末満了をもって廃止するという条例であります。
主な質疑は、地域審議会の廃止にあって、当該委員の方よりどのような要望があったのかということに対しまして、今後新たなまちづくりのためにともに考え協議のできるような場づくりや組織設置の要望は聞いている。
また、今までの審議会の内容はホームページ等に載せていたのかという問いに対しましては、掲載はしていなかったが、今後、今までの分をあわせ5年程度の期間掲載していきたいということでありました。
以上のような質疑があり、表決は全員賛成で可決すべきものと決しました。
この施行日は平成27年4月1日であります。
続きまして、議案第16号
新市まちづくり計画の変更の件について、内容は、合併特例債の発行期間が5年間延長されたことに伴い、本年度末をもって終了となる本計画を変更するもので、計画期間を平成32年度まで延長する議案であります。
主な質疑は、財政計画の収入、税交付金の見積もりはいつの時点で行ったのか。消費税率分としているのかということに対しては、昨年の12月で計画し、消費税率の変更で税交付金として反映されていくのは、ほぼ1年半後ということで、上昇分として、当該年度に見込んで計上した。また、地方交付税の算定がえによる減額はどの程度見込んでの計画になっているのかということに対しましては、経費等約10億円程度の減としているということであります。
また、前の財政計画で、収入の区分にあった使用料や手数料などが今回はないが、それはなぜかということに対しましては、今までは総額ベースとしての予算であったが、今回は一般財源ベースとして計画しており、それは入っていない。その他収入、特例債を使っての基金積立金などで最低収入の見込みでこれを計画している。
このような質疑があり、表決は賛成多数で可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第17号 権利の放棄の件(
淡路広域行政事務組合淡路ふるさと市町村圏基金)についてであります。
これは、淡路広域事務組合淡路食肉センターの老朽化に伴い、大規模改修工事が同組合淡路ふるさと市町村圏基金を取り崩し財源として充てるために出資する権利の一部を放棄するもので、放棄する権利の額は6,264万1,620円で、権利放棄後の淡路市の出資残高は2億7,323万8,380円となる内容であります。
主な質疑は、改修工事は3市合わせた全額で賄われるのかということに対しましては、食肉センターの改修工事は5年計画で、今回放棄する額内で済み、不用額が出れば議決により減額できるということであります。
また、食肉センターの利用実態はどうかということでありますが、3市でと畜頭数は平成25年2,669頭、平成26年1月末で1,883頭でありますということであります。
今回改修する食肉センター改修の市の負担割合はどうかということに対しましては、淡路市の負担は26.77%で、先ほど言いました額としては6,264万円余でありますなどの質疑があり、表決につきましては全員賛成で可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第24号
淡路教育事務協議会規約の変更の件であります。
内容につきましては、国の改革に伴い、地方教育行政の組織及び運営が平成27年4月より改正施行されることから、淡路市教育事務協議会規約を変更するための議決案であります。
変更点は、
教育委員会委員長の廃止により、協議会委員の定数及び会長の任期等に対し措置する。また、協議会の人事に関する条項を整理する。このような内容であります。
主な質疑は、協議会の会長、委員は現行7名であり、変更は3名とあるが、その内訳はどうなっているのかということに対しましては、各市1名の教育長で、組合立の一つの委員は、当該市の教育長が過年度ごとになり、3名としているということであります。
表決につきましては、全員賛成で可決すべきものと決しました。
施行日は平成27年4月1日からとし、現在の教育長が在職する場合は、その経過措置を設けるということにしております。
続きまして、追加議案の件であります。
議案第39号 淡路市
本庁舎増築工事請負変更契約締結の件であります。
内容につきましては、本庁舎増築工事については昨年12月18日に契約をし、工事を進めていく中、くい工事施工において、地中より出た岩石等の障害により、当初契約の工法では工事が困難であることから、工法の変更をするとともに、工期を延長し、契約金額の変更をするものであります。
変更の中身につきましては、契約金額、当初9億7,613万円余から変更額が4,848万円余で、契約金額総額は10億2,462万円余であります。
契約相手は、淡路市津田特別協同企業体。変更工事の概要は、削孔工事の変更で、アースオーガー工法を削除して、一部削除し、ケーシング工法、ロックオーガー工法の追加を行うものであります。
また、工期は、当初は契約締結日から平成27年11月30日までを、契約締結後から平成28年2月28日までに変更するというような内容であります。
主な質疑は、当初契約は価格の競争もあるが、追加では、提示どおりの価格である。これについて、どのように考えているのかということに対しましては、今回の変更は基礎工事部分であり、工事上のことであるので、その業者のみとなる。追加の金額については、当初の設計金額で入札率に基づいており、入札と同等と思っている。分離できる工事であれば新たな入札とするのが適当であろうと考えておりますということであります。
完成オープンのスケジュールはどうかということに対しましては、当初どおりであれば、平成28年1月の本庁舎業務機能を開始する予定でありましたが、変更により、完成が平成28年2月であり、オープンは平成28年4月1日を予定しているという質疑でありました。
表決は賛成多数で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、付託を受けました議案審査の報告とさせていただきます。
ありがとうございます。
○議長(松本英志) 委員長報告が終わりました。
これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
質疑もないようでありますので、これをもって終結いたします。
○議長(松本英志) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより、分離して一議案ごとに討論、採決いたします。
まず、議案第1号 淡路市職員の定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定等に関する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号 淡路市
行政手続条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号 淡路市
職員定数条例等の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号 淡路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。
討論は通告に基づき順次議長より指名します。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
まず、6番、鎌塚 聡君であります。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
議案第7号 淡路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。
今回の改正は、国家公務員の人事院勧告に準拠して淡路市職員の給与を引き下げるものとなっています。
この間、国はラスパイレス指数を持ち出し、国家公務員の給与を100として、それを上回る給与制度の自治体には、財政豊かな自治体として交付金削減等のペナルティーをにおわせて国に準じて賃上げを迫ってきました。
ラスパイレス指数は、地方公務員と国家公務員の平均給与額を国家公務員の職員構成を基準として一般行政職における学歴別、経験年数別に比較し、国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準を示した指数です。
対象は一般行政職の給与水準ですが、地方は部長級も含めた全員分なのに対し、国は局長や審議官など高級の職員約800人を除外しています。
また、国家公務員の平均給与額は、地方公務員の平均給与額とは集計方法が異なり、時間外勤務手当などが参入されていません。
よって、国家公務員の給与水準は意図的に低く設定されており、単純に比較するものではないと言わなければなりません。
人事院は、2012年の勧告で、平成18年度から実施した給与構造改革における地域間給与配分の見直しによる地域の民間賃金のより適切な反映については所期の目的を達したものと考えると、みずから終息宣言を出していました。
にもかかわらず、翌年の報告では、一転して、東京では民間賃金が高いが民間賃金の低い地域を中心に地域の公務員給与が高いのではないかとの指摘があると言い出し、政府が2013年11月15日の閣議決定で地場の賃金より公務員賃金に反映させるための見直しを行うよう人事院に要請し、昨年の勧告になったのです。
東京など1級地には、本俸と本俸の20%の地域手当が加算される一方で、地方の県や市町には地域手当なしとなり、さらなる地域間格差が広がります。
この勧告に対して、全国知事会、全国市長会、全国町村長会の地方3団体は、結果として、官民を通じて地域間格差が拡大することになりかねないとの声明を発表し、反対を表明しています。
そのような状況下、今回の市条例の改正案は若年層に配慮するものとなっているといいますが、平均2%の引き下げ、高齢層なら2%以上の引き下げとなります。
3年間の現在の給与を維持する現給保証の経過措置を設けるものの、その措置とならなくなった場合には減給となります。
これから長期に働くことになる若年層の生涯賃金にも影響が出、昨年12月議会においての期末手当のアップ分よりトータル的に下がることになります。
この間の人減らしに加え、住民からすれば住民サービスの後退は顕著となっています。
それをカバーするため、広範な市域を担当する職員一人一人にかかる負担はふえています。
その上、給与もカットし、質の向上でサービスを維持するといっても無理がかかり、意識低下にもつながりかねません。
さらなる人員やコスト削減することが是というような改革などの名目の合理化は、さらなる人員削減競争を駆り立て、住民のサービス向上につながるものではありません。
給与もしっかり保障し、よりよき市民サービスに寄与するためにも、また地域経済への影響や民間企業への給与削減への影響などを考慮しても、物価が高騰する中、賃上げが必要と言われている中、給与引き下げは全体の賃金向上につながらないことになると申し述べ、反対の討論とさしていただきます。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号
淡路市立石屋小学校附属幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。
6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
議案第12号
淡路市立石屋小学校附属幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件につき、反対の立場で討論を行います。
この議案は、平成27年4月からスタートされる子ども・子育て支援新制度により、岩屋地区での1号認定者が利用することとなる石屋小附属幼稚園の料金を変更するものであります。
これまでの幼稚園の月額4,000円の定額料金を、国の定める基準によって所得による応能負担とするもので、現行の料金体系から大幅に値上げとなる方が出る設定となる点です。
2点目に、子ども・子育て支援事業計画では、幼稚園が平成28年度からゼロとなっております。
幼保連携型認定こども園への移行があるかもしれませんが、地域の将来にもかかわることであり、さらなる議論が不可欠と考えます。
市の子ども・子育て会議を参考に事業計画がつくられていると言われるかもしれませんが、岩屋地区から保護者が選定されておらず、地域の声がしっかり入ったかどうかでいえば、その点では不十分となっている面でもあります。
この間、子ども・子育て新制度を進めるに当たって、財政面への国の決定がおくれているなどが指摘されたり、制度スタート時期の期限も定められ、国からの情報が出てから市町村は十分な検討や議論する期間が持てないまま進めざるを得なかった面においても、より将来世代の声も含めて、あり方を引き続き議論されるべきです。
子ども・子育て支援新制度は、準備などの面でも現場の混乱を広めたことが結果的に発生したわけです。
岩屋地区の幼稚園の今後の方向性も住民があり方をしっかり議論して進めなければなりません。
国の制度の進め方の問題点と同時に、今後、市域の1号認定となる方の基準ともなる石屋小附属幼稚園の料金設定が応能負担の値上げとなることを含んだ今回の条例改正は認められないことを指摘し、反対討論とします。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号 淡路市
地域審議会条例を廃止する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号
新市まちづくり計画の変更の件の討論を行います。
6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
議案第16号
新市まちづくり計画の変更の件について、反対の立場で討論を行います。
今回の
新市まちづくり計画の変更は、東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律が一部改正され、合併特例債の発行期間が5年間延長されたことに伴って、引き続き合併後の一体性の確立、地域全体の均衡のある発展及び地域住民の福祉の向上を図るために、本年度をもって計画期間が終了する本まちづくり計画を変更するものと提案説明があり、このことにより、財政計画を直近の計画を加味したものに変更することになります。
委員会審査の中で、この財政計画は、消費税10%をもとにした試算がされているとの答弁があり、また総務省が1月に方向性を示した算定がえの特例分の7割の確保などが反映されていないものとなっています。
この間、合併して10年間経過しましたけれども、交付税削減がなされることが本当に10年後以降発生すると強調され、住民サービス後退やむなしで、本当にこの間10年が経過しました。
地域事務所からの職員減など、合併時の約束とは異なった結果に対し、市民からの合併してもよくなかったの声はいまだに消えていません。その声を反映したまちづくりに取り組むべきです。
平成26年4月から消費税が5%から8%へ増税になって庶民の負担は増し、さらに実質賃金は19カ月連続で低下しています。
このような状態なのに、消費税10%を是としたまちづくり計画では、消費税増税での負担増、さらなる悪影響の下で計画を進めることになりかねません。
日本共産党は、消費税に頼らない別の道と提案しております。無駄な大型公共事業や企業減税をやめ、中小企業応援にシフトし、社会保障を充実させ、暮らしと権利を守るルールづくり、国民生活を安定させて健全な経済成長に切りかえることが必要と主張しております。
安倍政権がこの道しかないという消費税10%をもとにした
新市まちづくり計画では、さらなる社会保障削減や住民負担増となる路線の下に算定され進めていく姿勢が出たものと言わねばなりません。
その意味でも、今回の財政計画の変更は賛同できるものではありません。
以上申し述べ、反対の討論とします。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 採決終わった後でありがとうございますということは、何でそんなこと言う必要あるの。それを求める動議ですよ。
○議長(松本英志) はい、わかりました。
ただいま竹中史雄君の動議に賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(松本英志) はい、ありがとうございます。ありがとう言うたらあかんのやな。
次に、議案第17号 権利の放棄の件(
淡路広域行政事務組合淡路ふるさと市町村圏基金)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号
淡路教育事務協議会規約の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号 淡路市
本庁舎増築工事請負変更契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) お座りください。起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第3.議案第2号〜議案第4号、議案第9号〜議案第11号、
議案第13号、議案第14号、議案第18号、議案第19号
議案第21号〜議案第23号、議案第38号、請願第1号
15件一括議題
○議長(松本英志) 次に日程第3.議案第2号から議案第4号まで、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号、議案第14号、議案第18号、議案第19号、議案第21号から議案第23号まで、議案第38号及び請願第1号、以上15件を一括議題といたします。
御報告申し上げます。
産業厚生
常任委員会に付託いたしましたこれら15件のうち、議案第3号、議案第4号、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号、議案第14号、議案第18号、議案第19号、議案第21号から議案第23号まで、以上12件につきましては、審査の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また議案第2号及び議案第38号の2件については、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また請願第1号については、賛成少数をもって不採択すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので、御了承願います。
本件について、委員長の報告を求めます。
産業厚生
常任委員会委員長、岬 光彦君。
○産業厚生
常任委員会委員長(岬 光彦) (登壇) 産業厚生常任委員長、岬でございます。
平成27年3月3日に本委員会に付託されました下記案件につきまして、3月5日の委員会において、慎重審議の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定により報告いたします。
議案第2号 淡路市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利
用者負担額に関する条例制定の件ですが、負担額への質問がありましたが、表決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第3号 淡路市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的支援の方法の基準等に関する条例制定の件は、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第4号 淡路市
地域包括支援センターの職員等の基準に関する条例制定の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第9号
淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件ですが、これ室津保育所ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第10号 淡路市
放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例制定の件です。学童保育の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第11号 淡路市
下水道条例の一部を改正する条例制定の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第13号 淡路市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第14号 淡路市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第18号 市道路線の廃止及び認定の件ですけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第19号 一般国道28号(
本州四国連絡道路)と淡路市道が交差する片谷跨道橋他2橋の
耐震補強工事の施行に関する協定締結の件でありますけども、この件に関しても表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第21号 淡路市
公共下水道淡路・
東浦浄化センターの
建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定締結の件でありますけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第22号 公の施設の
指定管理者の指定に関する件(
東浦農林漁家高齢者センター)東浦手づくり加工グループでありますけども、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第23号 公の施設の
指定管理者の指定に関する件(
明石海峡航路旅客船兼
自動車渡船)は、指定管理をジェノバラインに委託するということで、表決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、請願第1号
介護保険料に関する請願でありますけども、この件に関しましては、請願者を参考人に招致いたしまして、議論の結果、不採択とすべきものと決しました。
続きまして、議案第38号 淡路市
介護保険条例の一部を改正する条例制定の件ですけども、いろいろな意見がございましたけれども、表決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上により、報告を終わります。
○議長(松本英志) 委員長報告が終わりました。
これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますので、これをもって終結いたします。
これより分離して一議案ごとに討論、採決いたします。
まず、議案第2号 淡路市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利
用者負担額に関する条例制定の件の討論を行います。
はい、6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
議案第2号 淡路市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利
用者負担額に関する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。
今回の議案は、平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施されることに伴い、制度に基づく2号認定、3号認定対象者の保育料を設定することになります。
反対理由の1点目に、値上げにつながる方が出るという問題点を含んでおります。
これまでの保育料には、年少扶養控除などが廃止されたことに伴う影響が出ないよう、旧の税額で計算するなど、再算定を行い、保育料が設定されておりました。
しかし、今回の新制度では、この再算定をしないというのが国の方針となっています。
これまでの市の保育料は、所得税課税ベースで10の階層設定をしていましたが、今回、淡路市の保育料に対する考えは、再算定をしない新たな国基準をもとに住民税所得割額で階層を設定します。
市当局は、これまでと変わらない負担となるように設定されたといいますが、やはり再算定をなくした国基準をもとに、住民税所得割での保育料を出す方法に変えることは、これまでの再算定の軽減策を市としてはしないということです。
他の自治体では、これまでどおりに再算定をした保育料の設定で新制度でも対応する自治体がある中、市の今回の方法では、従来の再算定によって、これまで一つ上の階層にいくかいかないかのライン上の所得の方が、上の階層にいくことも考えられます。
その時々の個別の所得状況の事案と言われるかもしれませんが、今回の改正による設定自身が値上げになることもあり得る設定になることを指摘しておきます。
次に、今回の示された保育料の改正案では、淡路市は新たに1階層ふやし、市民税均等割のみで所得割が発生しない世帯に対して負担が上がらないようにします。
新年度予算では、多子世帯の負担軽減策の実施が図られており、これはこれで重要なことだと思いますが、若者の非正規雇用率がふえ、その上、給与も伸び悩む現状下、なかなか子育てが大変な社会情勢であります。どの世帯にも子育て支援となる長期的な視点での保育料軽減策が求められていると考えます。
市民税均等割のみの階層に対して行ったように、負担増とならない対応の考えに立って、新しく市が考えている4階層と5階層の間を中心に所得階層をふやすこともできるということであり、費用負担がはね上がらないよう、所得階層をふやすべきでした。
この設定には、今後公定価格の面もあるのかもしれませんが、新制度の下でも、公が保育の実施義務をみずから果たす観点で対応していくことを求めておきます。
最後に、今回の条例案では、利
用者負担額を
地方自治法上の使用料との認識を示しながら、保育料は条例に明記せずに規則で保育料を規定することになります。これでは、議会承認なしに利用料金を変更することも可能となるものです。
幼稚園の保育料は条例内に規定されていることと比べても、やはり条例に規定すべきでした。
以上の観点及び改正された児童福祉法でも残った保育の実施責任、児童福祉法24条1項による自治体の責任を堅持し、保育の後退とならないよう努めていただくことを求めて反対の討論とします。
○議長(松本英志) 以上で、通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。
よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号 淡路市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、原案のとおり可決されました。
次に、議案第4号 淡路市
地域包括支援センターの職員等の基準に関する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号
淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第10号 淡路市
放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号 淡路市
下水道条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号 淡路市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号 淡路市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号 市道路線の廃止及び認定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号 一般国道28号(
本州四国連絡道路)と淡路市道が交差する片谷跨道橋他2橋の
耐震補強工事の施行に関する協定締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号 淡路市
公共下水道淡路・
東浦浄化センターの
建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号 公の施設の
指定管理者の指定に関する件(
東浦農林漁家高齢者センター)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号 公の施設の
指定管理者の指定に関する件(
明石海峡航路旅客船兼
自動車渡船)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立全員)
○議長(松本英志) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号 淡路市
介護保険条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。
討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
日本共産党市議団を代表して、議案第38号 淡路市
介護保険条例(平成17年条例第147号)の一部を改正する条例制定の件について反対する立場で討論します。
介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の施行により、第1号被保険者の保険料率、現行21%を22%に引き上げ、2号被保険者の負担率、現行29%を28%に引き下げる。平成27年度より平成29年度までの間であります。
第1号被保険者の負担は、1%引き上げることで、月額300円、年間3,600円の負担増であります。加入者基準額では、月額600円、年間7,200円の増額になります。
最高の人では、年間1万8,856円の引き上げ幅であります。引き上げ幅を抑えるために、各段階をもう少し細分化することは困難であったんでしょうか。
引き上げ幅は約15%で、1段階から12段階にかけて全てが加入者負担となります。昨年4月からの消費税8%への増税、2年後は10%へと大変な負担増であります。
年金生活者にとっては、一昨年からことし4月にかけて、年金の引き下げ2.5%と1号被保険者にとっては大変厳しい引き上げ幅と言わざるを得ません。
第5期の給付費135億9,000万円余で、これまでの給付費の伸び率を勘案して、第6期事業計画推進のために151億6,000万円余の給付費確保が必要と当局は述べております。
そうした立場から、基準額を初め、第1段階から第12段階にわたり、引き上げを行うという内容であります。
介護保険加入者の負担軽減を図り、健康で安定した生活を保障することは必要不可欠と考えます。
全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないという憲法25条、生存権の精神で介護保険制度に対する国庫負担を50%に引き上げることを求め、反対討論といたします。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、請願第1号
介護保険料に関する請願の討論を行います。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
日本共産党市議団を代表して、
介護保険料に関する請願に賛成する立場で討論を行います。
この請願については、年金者組合淡路市支部と新日本婦人の会津名支部から連名で出された請願であります。
まず、請願項目については、第1に、第6期
介護保険料の引き上げは行わないでほしい。第2に、公費による低所得者保険軽減は国に対し2015年度から当初案どおり実施するよう働きかけるとともに、自治体として独自に軽減処置を行ってもらいたい。こういった内容であります。
消費税が10%が2年先送りしたために、それをおくらすというようなことで、このような表現になっているのであります。
請願者は、淡路市の場合、年金収入が唯一の生活の糧、こういう状況の中で、第5期でも基準月額4,600円と高額であり、年金生活者にとっては、日々生活をするのに大変厳しい状況であります。
介護保険料などもあり、負担の問題については、もう限界を超えておる。これ以上の引き上げはしないでほしいというのが主な請願の内容であります。
第6期事業計画では、介護給付費の伸びなどを理由に、大幅な引き上げが想定されるもとで、利用者に対する負担の増大、サービスの切り下げを行わずに事業の継続を求めてほしいということであります。
高齢者の生活実態は、先ほど申し上げたように、年金収入が唯一の収入源であります。
国民健康保険税や、または後期高齢者医療保険、
介護保険料などの出費とあわせ、諸物価の値上がりにより、また高齢者は体がよく故障するわけですから、医療機関のお世話にもなり、医療費の負担など、とてもじゃないけどもうやっていけない。こういう痛切な悲鳴が出されております。
また、段階的に年金がこの3年間で2.5%引き下げが行われ、さらに消費税増税などによる負担増、物価高によって生活苦はますます大変厳しい状況だということであります。
憲法25条の精神で、市民の安心・安全を優先して、高齢者の生活実態に心を寄せていただき、請願採択に賛成されるよう同僚議員の皆さんに呼びかけて、請願採択に賛成する立場での討論といたします。よろしくお願いします。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本請願を採択すべきものと決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。
よって、本件は不採択すべきものと決しました。
ここで、暫時休憩をいたします。
再開は、午前11時40分といたします。
休憩 午前11時28分
─────────────
再開 午前11時40分
○議長(松本英志) ただいまから会議を再開します。
◎日程第4.議案第28号〜議案第37号
10件一括議題
○議長(松本英志) 次は、日程第4.議案第28号から議案第37号まで、10件を一括議題といたします。
御報告申し上げます。
議長を除く議員17名で構成する予算審査特別委員会に付託いたしました、これら10議案の審査の結果につきましては、4議案が賛成多数をもって、残り6議案については全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので、これにて御了承願います。
この際、お諮りいたします。
委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により、省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決します。
続いてお諮りいたします。
ただいま上程中の議案のうち、予算審査特別委員会において、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第28号から議案第31号まで、以上4件であります。
これら4件については、議事の都合により先議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決します。
それでは、一議案ごとに討論採決いたします。
まず、議案第28号 平成27年度淡路市
一般会計予算の討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
議案第28号 平成27年度淡路市
一般会計予算について、反対の立場で討論を行います。
今回提案されている新年度
一般会計予算は、歳入歳出総額337億2,600万円を計上し、昨年当初比54億8,350万円増加となっています。
増築庁舎や北淡小学校整備等の合併特例債事業、過年度発生の災害復旧事業、ふるさと融資事業などが増加分の主な内容です。
また、国の補正予算により、当市も行った3月補正予算とセットで捉える予算と認識しております。
施政方針からも、国の施策、さらに政府がキャッチコピーとしていう地方創生がとり入れられている。そのような中での27年度当初予算編成が特徴であります。
さて、いわゆるアベノミクスは、地方や中小企業は何の恩恵もないと言っている方が大半であり、また消費増税の影響は負担となって市民にも重くのしかかっています。
そんな中で、住民の福祉を守る立場が必要になってくるかが問われるものとなっています。
まず、消費税増税に伴う地方消費税交付金は、昨年度当初より3億円増の8億円となっており、いただいた当初予算説明資料472ページでは、社会保障4経費、その他社会保障施策に要する経費(一般財源)20億3,500万円の財源内訳で、消費税関連で増加した3億3,400万円がしっかりと当たっているような説明がされています。
しかし、これは、単に一般財源3億3,400万円が13事業に振り分けられたことを示しただけにすぎません。社会保障4経費、その他社会保障施策に要する経費(一般財源)は、昨年度比較でも、昨年19億6,000万円から20億3,500万円と、7,500万円ほどの増加であり、事業費でも、昨年31億9,400万円から32億9,500万円と、1億円増加と、消費税交付金で3億3,400万円がふえた分が加算されたものではありません。このことからも、消費税増額分が全額社会保障の底上げに回っているとは言えません。
予算案を見ても、社会福祉協議会の委託料6,100万円が5,000万円へ、1,100万円の減額です。また、母子家庭等医療費給付事業では、昨年当初比600万円の減額の1,335万円余となり、さらに老人医療費助成事業では、昨年度比約410万円減の2,189万円余となっています。
また、生活保護の住宅扶助費など、後退の影響が出ることも答弁から明らかになっています。
子ども・子育て医療費は、中3まで通院も無料の予算化となっており、このこと自体は前進でありますが、所得制限はこれまでどおりであります。早期に所得制限の撤廃を求めます。
また、地域間格差や給与が伸びない方が多い中、母子家庭等医療給付費制度などに加え、
介護保険料増や年金減などの負担増となるなど、国・県の社会保障が減らされることに対する市独自の対応が極めて少なく、住民へのサービス後退と言わねばなりません。
農業分野でも、米価下落は市域の農業者にも深刻な影響となっています。
市独自の所得補償につながる施策の拡充、また漁業者の燃油補助につながる施策、商工業でも住宅リフォーム助成なども地域を活性化する施策として充実を求めるものであります。
合併後10年の期間と言われた合併特例債の5年間の期間延長や、総務省も本年1月地方交付税の特例措置の減額率の縮小となる新たな方向性を示しています。
平成の大合併を経験した自治体では、一極集中による周辺部の災害などの弱さや、疲弊する地域の諸問題があらわれているからであります。
国のさらなる合併を進める施策に対しては、地域が残れる施策となる施策を拡充していくことが今重要です。
これまでの地域が後退した平成の大合併や、大店法規制の廃止、公から民間への規制緩和の新自由主義路線を転換し、今後さらに進められようとしている消費税増税ではなく、消費税に頼らない別の道にかじを切るべきであり、国・県の悪政から住民の福祉を守る防波堤となるべく、地方自治の役割をしっかり果たしていただくことを求めて、反対の討論とします。
○議長(松本英志) 続いて、18番、籾谷 宏君。
○18番(籾谷 宏) (登壇) 18番、新緑風会を代表しまして、籾谷 宏がよろしくお願い申し上げます。
それでは、私は、議案第28号 平成27年度淡路市
一般会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
西海岸を吹く強い風に北淡震災記念公園の鎮魂の明かりが揺れた1月17日で、阪神・淡路大震災から約20年が経過しました。
ときが過ぎ、町並みが大きく変わっても、家族や友人の多くの方々が亡くなった悲しみは癒えることはありません。この悲しみを風化されることなく、今を生きる私たちは、未来を担う子供たちのために何をどうすべきか考えなければなりません。
さて、国においては、平成26年度補正予算により、地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金を含む補正予算が編成され、少子化、人口増、雇用対策との施策が急務とされています。
このような社会情勢の中、本市においては、少子化、人口増、雇用対策を重点課題としてこれまでにも積極的に取り組まれました。
今回についても、国の補正予算に迅速に対応することで、財源を有効に活用し、補正予算と当初予算が一体となり、さらなる地域活性化策が図られているものと認めます。
また、新市発足以降これまでの10年の検証を踏まえ、10年先を見据えた施策としましては、特色ある教育の充実では、タブレットを活用した教育の推進や子供たちの教育環境の充実として、基幹校の整備などが図られています。
次に、企業誘致の積極的な推進では、ふるさと融資貸付事業により、市内に企業本社が誘致されるなど、定住人口の増加や働く場所の確保が他市に比べて先立って進んで行われております。
さらに、観光施策の充実では、淡路花博2015を盛り上げ、東京キャンペーンやおむすびコンテストなど、市のピーアール事業のさらなる発展により、交流人口の増加が期待される予算となっております。
そのほか、出産の費用の大幅な助成制度や中学校3年生までの医療費の無料化、北部生活バスの充実や新船舶など、住民福祉の面でも積極的な施策の展開が認められております。
これらの施策の充実を図りながら、財政指数に見られるように、身の丈に合った財政基盤の構築を目指した予算編成がなされることは、市民に対しまして、しっかりと責任が持てるものであると、私は評価しております。
今後も引き続き市民福祉の向上と活力あるまちづくりを進め、いつかきっと帰りたくなるまちづくりの精神の下、健全で持続可能な財政運営と夢や希望が持てる社会づくりを市民とともに取り組まれることを要望いたしまして、議案第28号 淡路市
一般会計予算に対する賛成討論といたします。どうぞよろしくお願いします。
○議長(松本英志) 以上で、通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
続いて、表決に入ります。
本案は、起立により採決いたします。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) お座りください。起立多数であります。
本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号 平成27年度淡路市
国民健康保険特別会計予算の討論を行います。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
日本共産党市議団を代表して、議案第29号 平成27年度淡路市
国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論します。
歳入歳出それぞれ73億4,200万円余となっています。平成25年度の世帯数は1万9,830世帯。国保加入世帯8,357世帯で、加入率は42.1%です。
人口数では4万6,653人。被保険者数1万5,142人で、人口での加入率は32.5%となっています。世帯数では4割強、人口数では3割強で、国保は国民皆保険制度として非常に重要な制度であることは言うまでもありません。
国保会計の健全運営を図っていくことは大切だろうと考えるところであります。
保険税については、平成25年度より3年間は現行保険税で運営するとのことで、引き上げはされてはおりませんが、加入者の皆さんは、昨年4月からの消費税増税、諸物価の高騰、さらに所得がふえない中で、生活状況は極めて厳しい現況にあります。
そうした下で、加入者の皆さんは、払いたくても高くて高くて払えない。国保税、何とか引き下げできないかといった声を、私どもは多く市民から聞いております。
加入者負担の軽減を図るためには、保険者である淡路市が、1984年から国庫交付金が段階的に引き下げられ減額されてきたことが、加入者負担となっていることを直視し、政府に対して、減額された分を段階的に元に戻すよう、機会あるごとに強く意見具申していくことが重要だと考えております。
また、地域医療を長年にわたり担ってきた直営診療所の医師確保が困難として、入院患者の受け入れ体制が後退をし、仁井診療所の昨年からの診療日数減少など、地域医療が後退をしております。
北淡診療所の今後のあり方として、総括質疑の中で、北淡地域は北淡路病院もあり、北淡診療所の
指定管理者制度の導入も含め、これから検討する旨の考えが出されております。
本市として、財政が厳しい状況下でも、市民生活の安心・安全、地域医療の充実を図る観点で、一般会計から国保特別会計に基準外繰り入れを図り、加入者の負担軽減とあわせ、医療体制の充実を図っていくことが非常に重要だろうと考えております。
国は、消費税増税を行いながら、社会保障制度を掘り崩すことは、市民生活のさらなる悪化を招き、景気回復につながらないことは明白であります。
以上の状況下であっても、本市として、国保会計のさらなる基金の取り崩しなど、基準外繰り入れ、政府に対する国庫負担金を段階的に元に戻すよう、そういう声を関係機関と歩調を合わせて、強く主張していただくことをお願いをし、反対討論といたします。
○議長(松本英志) 以上で、通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
続いて、表決に入ります。
本案は起立により採決いたします。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号 平成27年度淡路市
後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
日本共産党市議団を代表して、議案第30号 平成27年度淡路市
後期高齢者医療特別会計予算に反対する立場で討論をします。
歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億6,790万円余とするものであります。
保険料収入は4億4,610万円余で、前年比2,035万円余の増額となっております。
繰入金は2億1,532万円余、前年比マイナス570万円余であります。
総額は、前年比1,326万円余の増額とはなっておりますが、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金6億4,877万円余、前年比1,357万円余の増額となっております。
もともと後期高齢者医療制度は、発足当初から問題点が多く、年金額の低い高齢者を社会保障制度や国民健康保険制度から除外をして、保険料負担を高齢者に押しつける希代の悪法であります。
本来年金の低い人であれば扶養家族に入れておった人を、さらに後期高齢者保険のほうへ追いやっていく。このことをとってみても、希代の悪法と言わざるを得ません。
日本共産党は、一貫して制度の廃止を求め、元の老人医療制度に戻すことを強く主張してきているのであります。
本来なら、先ほど言ったように、子供の扶養家族で保険料負担が免除されていたのが、後期高齢者医療保険制度の下で負担を余儀なくされてきているのであります。
わずかな国民年金受給者にとって、均等割からの減免制度はあるとはいえ、均等割年額はこれまで4万6,003円であったのが、4万7,603円に変更されたと承知をしております。
最低限でも年額4,760円は、高齢者にとっては大きな負担となります。
それに加えて、
介護保険料の負担など、国民年金の生活者にとっては、大変負担が大きくのしかかるものであります。
安倍内閣は、社会保障と税の一体改革、医療介護総合法などを掲げ、自立、共助、公助のうち、公助部分を控え、自立、自助、共助を強調し、社会保障制度を掘り崩していく方向であります。
さらに、物価が下がっているといって、年金の2.5%引き下げを段階的に行っております。高齢者の命綱、唯一の収入源である年金引き下げで、高齢者は悲鳴を上げているのであります。
さらに、昨年4月からの消費税増税8%、2年後の10%への引き上げが高齢者は何を切り詰めて、どのように生活をしていけばよいのかというような痛切な声を挙げているのが現状ではないでしょうか。
また、
介護保険料の引き上げ、介護サービス低下、施設入所制限が予定をされる下で、高齢者は社会的に用がないのかというような嘆きの声が大きく聞こえてくる現状であります。
高齢者にとって厳しい生活環境を拝察、考慮すれば、基金の大幅取り崩しと元の老人医療制度に戻すことを強く求め、
後期高齢者医療特別会計予算に賛同できない旨申し述べて、反対討論といたします。
○議長(松本英志) 以上で、通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
続いて、表決に入ります。
本案は起立により採決いたします。
本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 平成27年度淡路市
介護保険特別会計予算の討論を行います。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
日本共産党市議団を代表して、議案第31号 平成27年度淡路市
介護保険特別会計予算に反対する立場で討論します。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ50億641万円余、前年比2,543万円余の増額予算となっております。
保険料収入は、議案第38号 淡路市
介護保険条例の改正により、約15%の増額により、基金の繰り入れのない状況で、前年比1億7,774万円余の増額となっております。
介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の施行により、第1号被保険者の保険料率が21%から22%に引き上げられ、平均月額300円、年額3,600円の負担増となります。
第2号保険者の保険料率は29%から28%に引き下げられますが、国の情報によれば、平均5,100円程度になるとのことであります。
第5期の給付費は135億9,000万円余であり、これまでの給付費の伸びから見て、第6期事業計画を推進するには、給付費として151億6,000万円程度の確保が必要との見通しから、基準額、月額600円、年額7,200円の増額になるとのことであります。
低所得者の第1段階から第5段階の人は9,070人、第6段階基準額の人1,700人、年収120万未満の第7段階の人で2,200人、年収120万円以上の第8段階から第12段階の人たちが4,960人という加入状況であります。
第7段階の人で、年額1万2,504円、第8段階の人で1万5,240円、第9段階で1万800円。第10段階で最高の引き上げになっております。1万8,840円であります。第11段階では1万6,440円、第12段階の人で1万4,400円であります。
介護保険加入者は1万5,730人となっている状況であります。
執行部は、低額所得者が多い中で、保険料をその人たちの低い保険料をカバーするために、少し収入の多い人に応分の負担をお願いをしている、こういう見解でありました。
国は、加入者負担を増額する一方で、医療介護総合法に基づき、第6期事業計画策定では、要支援1から2の認定者の保険給付外し、施設入所は要介護3以上でないと入所できないなど、サービスの低下を図ろうとしております。
国の施策は、まさに保険あって介護なしの状況に追いやろうとしているのではないでしょうか。
消費税増税は、全額社会保障予算に活用すると政府の広報紙を活用して周知をしながら、福祉を切り下げ押しつける、こういうことであります。
介護サービスの引き下げなどは断じて容認するわけにはまいりません。
また、年金収入280万円以上収入のある方は、本年8月から利用料の2割負担が計画をされております。
介護保険料負担の増大を回避するためには、国庫負担金を50%にふやすことを求め、反対の討論といたします。
○議長(松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
続いて、表決に入ります。
本案は起立により採決いたします。
本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) お座りください。
起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
ただいま上程中の議案のうち、予算審査特別委員会において、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第32号から議案第37号までの以上6件であります。
この際、お諮りいたします。
これら6件については、議事の順序を省略し、直ちに一括採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決します。
お諮りいたします。これら6議案については、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、これら6議案はいずれも原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
再開は、午後1時10分といたします。
休憩 午後 0時12分
─────────────
再開 午後 1時11分
[森 和重副市長 入場]
○議長(松本英志) 休憩前に引き続き、ただいまから会議を再開いたします。
◎日程第5.発議第1号
淡路市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の件
○議長(松本英志) 次に、日程第5 発議第1号
淡路市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 御異議なしと認めます。
起立により採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立全員)
○議長(松本英志) お座りください。
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第6.発議第2号 公共海岸の環境保護に関する意見書
○議長(松本英志) 次は、日程第6.発議第2号 公共海岸の環境保護に関する意見書を議題といたします。
(「動議」と呼ぶ者あり)
○16番(竹中史雄) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) この発議はですね、本会議が総務文教委員会に付託した発議であります。発議には2種類あって、
委員会付託か、本会議に直接上げてやる発議。順序を踏んで本会議、委員会、そして本会議にまた戻すという仕方の発議、2種類あって、これは本会議に上げて総務委員会に付託して、発議がない発議ですやん。
ほな、
委員会付託した発議は一体どないなったんですかという話ですわ。
その説明を求める動議を諮っていただきたい。
○議長(松本英志) わかりました。ただいま16番、竹中史雄氏より動議が出されております。これについて賛同する議員の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) お座りください。起立少数であります。
よって、動議は否決されました。
本案については、土井晴夫君ほか11名の議員から提出されました。
お手元に配付いたしておりますので、御了承願います。
これより上程議案に対する提出者の説明を求めます。
12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) (登壇) 12番、土井晴夫でございます。
今回の意見書提出について、提出者を代表しまして、提案説明を行わせていただきたいと思います。
説明は、本文の朗読をもってかえさせていただきたいと思います。
公共海岸の環境保護に関する意見書。
御存じのとおり、我が淡路市は淡路島北部に位置し、明石海峡を挟んで、東側は大阪湾、西側は播磨灘に面した長い海岸線を有しています。
港湾・漁港、海水浴場など、沿岸海岸の保全については、常々御尽力と御高配を賜り感謝申し上げる次第です。
さて、昨年12月、市民ボランティア団体(大磯海岸の自然と文化を守る会)から、公共海岸の利用の適正化を求め、環境保護に対する実効性を高めていけるよう、兵庫県の御理解と御対応を要請する請願が出され、市議会は全会一致で採択に至った次第です。
平成11年の海岸法の一部改正により、従来の海岸の防護に加え、海岸環境の整備と保全、公衆の海岸の適正な利用を図り、もって国土の保全に資することとなっています。
兵庫県においても、この趣旨にのっとり、淡路沿岸海岸保全基本計画が策定され、海岸利用のマナーの向上やルールづくりを推進することとされています。
今後、市としても、当該海岸の適正な利用調整に向けて取り組んでまいりますので、県においても公共海岸の適正な利用を促進し、豊かな自然環境を保全していただけるよう、適切な対応をお願いいたします。
記
1.淡路市内の県が管理する公共海岸の占用申請に当たっては、海岸法の目的となっている、海岸環境の保全及び公衆海岸の適正な利用が図られるよう、引き続き厳正な審査をお願いします。
2.占用許可された箇所については、今後も引き続き、現場状況の確認を強化し、適正な利用状況となるよう、指導、監督をお願いいたします。
3.個別の海岸の状況等を踏まえ、海岸利用のローカルルールづくりなど、調和のとれた利用が図られるよう、市・関係機関と協力して取り組んでいただくよう、お願いいたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
どうか皆様の御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(松本英志) 以上で、提案説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 一つは、3番目の個別の海岸の状況等を踏まえ、海岸利用のローカルルールづくりなど、調和のとれた利用が図られるよう、市関係機関と協力して取り組んでいただきますようお願いしますと。県に対してこういうふうにお願いすると。これは私も賛同するところであります。
しかし、1番の引き続き厳正な審査をお願いしたいと。こういう文言を書くとですね、県がいいかげんな審査をしておるんやと、してきたんやと、そういうふうになってしまいますよね。
海岸法はあくまでも国の法律で、委任事務を知事に任せておる。そういうふうに法律なっておるんですさかいに、要は、深まった条例・規則に基づいて適正な審査がもうするしかないわけです。それに基づいて、出してきた人から、それに基づいて審査した結果、オーケーやという話になって、3年ぐらいの更新の貸借の契約をすると。で、いわゆる申請者は対価のお金を払うと、こういうことになっておるんですね。
そのときに、自己責任というものがあるからね、占拠した、いわゆる許可海岸というのは、いっぱいあるわけですよ。一つや二つやないんです。それを県がですね、少ない人員でやるということは、これは不可能ですわ。そやからそこに事後承諾というものをつけて、承諾許可していると。
承諾書はですね、何かあったら、申請の費用、責任で全てを瑕疵を全部直せと、責任持ってやりますよと、そういうことを市長に出しておるんですね。加えて取り消し権もあるんですよ。
もうむちゃくちゃやないかと。全然申請と許可した内容と違うやないかと。ほなもうこんなん取り消しやと。こういう権限も海岸法は与えておるんですね。
したがって、適正な利用状況となるよう指導監督をお願いしたいて、こんなあほなことは書く必要はないんですね。
こういう1番と2番の占用された箇所については、今後も引き続き現場状況の確認を強化し、適正な利用状況となるよう指導監督をお願いしたいと、こんなあほな文言をですね、県に出す必要ない。県はばっちり業務をやっておるわけですよ。やってないはたの素人がですよ、さもやってないごとく、こういう文言を出してですね、県に出したら、県の人間に笑われまっせ。市議会一体何をしてきたんやと。
だから、出すんであれば、3番のローカルルールづくりをして一緒にしましょうよと、してくださいよというのがせめて出せる範囲ですわ。
それを土井委員長はですね、どういうふうに審議したんですか。
○議長(松本英志) 土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) 一応県のほうは、従来どおり申請があれば、その申請に基づいて占用条件の中身を精査しながら、許可を出している。これはそのとおりやと思うんですけども、現実的には、そういう海岸を占有した中に、利用的な部分で、地元の方が多少疑義、不安等があった場合、それについて、占用の内容と大きく違う点等が指摘された場合は、もう一度現況占用内容を確認しながら、その占用に沿ったような利用状況にもってしていただくようにということで、これは今のことがきちっと履行されてないということよりも、むしろ、それをきちっと、一応言葉的には強化という言葉を使っておるんですけども、より適正な占用にまつわるような利用にしていただきたいと。
それは申請を受け付けた時点においても、ある面では先ほど3期の中にあるルールづくり的なものも含めて、県のほうは一般市民も利用できるような形の占有にお願いしますよという部分は、何ら県のほうに出しても差し支えないようなことだと思いますが。
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) この意見書にあるのはね、平成11年の海岸法の一部改正という文言があるんですよ。海岸法というのは、県知事がどうこうできるような法律と違いまっせ。
これは国がつくるんやから。国会代議士。衆議院とか参議院で法をつくっていく、改正する。そこの機能を変わったら、それに基づいて県が県知事が代理で、委任代理で執行していくんですから。出す相手は国と違いますの。
だから、この1番と2番の文言は、国に対して、政府に対してそれを出す。国土交通省の大臣に出していく。そういう文言と違うんですか。出す相手間違ってません。これ合うてるということで委員会はなったんでしょうか。
○議長(松本英志) 12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) これは海岸の利用については、そういう上位法があることは承知ですけども、これはすべからく海岸は国民がひとしく利用していくという、できるというのが大前提でありますので、であるならば、その方向によってしっかりと誰もが利用できるような状態にするということは大事やと思います。
それと、これいろいろ個別なことで、淡路市に限ってとか、淡路島、ほかの他県についてもそうですけども、今一番大事なのは、やっぱり生活環境も含めたその環境という視点からこれをいかにするかということが大事になってくると思いますので、この3月にほぼでき上がる淡路市の中の環境の基本条例なりによって、今後そういうことが必要であれば、また皆さんの御意見もいただきながら、地域の方が海岸であれば利用できやすいようなことも今後市として検討していければいいかなと思っております。
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 一つは、公共海岸というのは誰が使ってもええんですよ。国民そうよのもんやからね。そこへ水上バイクを走らすと。音がうるさいというても、国が問題ないということでいっていましたよ。
それを問題あるということ自体が、国の法律でいかがなことやということですやん。
ほんで、海岸もね、これみんなが国民ひとしく使えるもんですよ。
それを俺らが先に使っていたと。後から来たやつが何をするんじゃと。こういうような論理は、日本の国はそういうことは認めておらない。みんながなかよくローカルルールをつくってやるということは可能ですよ。そやけど、ここは俺が先に来たと。この海岸砂浜は俺のしまじゃと。やくざじゃないけどね。海は俺の海やと。こんなあほなことをですね、言う人がおって、今ごちゃごちゃしてるわけでしょ。
ほんで、そのもう水上バイクの業者が話し合いしましょうよと相手に言うてるのに、相手は全然話も聞かないと。会う気もないと。電話で業者のほうへ電話した。ほたら、お名前はというたら言わない。電話番号は何番ですかというても言わない。話し合いのしようがないですやん。
要は、業者のほうは話し合いをするという意思を持っておるわけです。
だから、委員会に来たときにも、そういうことを表明しとる。しかし、請願上げてきた人はですね、それは関係ないと、こうおっしゃっておるわけでしょ。
わしらがそういう個別具体の話をしてるんじゃないと。もっと大きな時限の話を請願として出しておるんだというわけでしょ。何を、言うとることとしてることが全く相反してますやん。
そういうことを言うとるのに、こういう意見書を何でそういうふうに出さんとあかんことになるんですか。
委員会は、請願を可決してもね、意見書を出すのは淡路市民総体の代表として出すんですよ。請願者に言われたからそのままいわゆる出すというようなとこじゃないですよ。
ほんで、24日午前中小学校の卒業式があって、午後、僕はそこのソファーにおったらね、請願人来てましたね。あれ3人か4人か来てましたよ。あの人たちとその前に案をつくった。その案に対して、請願人からおまえら何をつくるんやというて、抗議の通知もらってましたよね。そのすり合わせをしてたんじゃないんですか。
委員会が終わった後で、ほんなそのまままた意見書の中身を再度すり合わせせなあかんと。そんなぶざまな状態の請願をですね、上げなければならないという理由はどこにあるんですか。そういうような審議したんですか。全くしないでしょ。
○議長(松本英志) 12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) 一応、一番最初に説明に来ていただいたときに、請願人の方にですね、請願人の方にというか、請願人の方から、できる限りこの請願につけている案という形の意見書に基づいて上げてくださいよということがお示しになったんですけども、そのときに、総務としては、趣旨は十分に認識をして、それに沿う形で意見書は出しますけども、必ずしも案どおりの意見書にならないかもわかりませんので、御了承くださいと。これはそのときに言わせていただきまして、請願者のほうも了解していただきました。
その後日の話で、先ほど竹中議員が言われました、意見書、こういう内容が違っているから疑義があるということの書面が来ましたけども、その前の委員会では、いったん全員が採択したこの意見書提出について、変更して、また取り扱いするようなものでないというのはあくまでもそのときの請願者は、今ある業者さんが利用していることに対して少しでも改善を図っていただきたいと。過去にも何回か市を通して等お話をしたけども改善されてないということで、請願という形で、意味的にはその自然環境も入っておったんですけども、この請願人さんの中の思いは、やっぱり本願はそこにあるということをこのときにもお聞きしましたし、自然環境云々についても、これからある面では、先ほど言いましたように、海岸のみならずね、やっぱり自然、生活環境含めた中でしっかりと基本条例に基づいた基本計画の中でこれから淡路市としてはつくっていくべきであろうかなということもお話しさせていただきまして、その24日の午後からのお話については、趣旨的には理解できましたと、だからこれで県のほうへ提出をお願いしますということをお聞きしました。
加えて言うならば、この結果を持って、
総務文教常任委員会の方にこういう結果ですということは、ちょっと時間的な部分も含めてですね、現実は報告はしてないんですけども、当初諮った時点では、意見書はこれでいきますよと、こういうことで12名の方にも発議として署名をしていただいたという経過であります。
○議長(松本英志) ほかに質疑はございますか。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) 私は
総務文教常任委員会に所属してないんですが、昨年の12月に大磯海岸の環境保全に関する請願といいますか、それは全会一致で可決をされたと。それで次の議会でね、意見書を上げるという運びになろうかと思うんで、今、意見書が出される段階に来ているんですが、それについては、やっぱり請願人から請願の趣旨、請願内容、請願の願意が十分つくって出そうとしている意見書は反映されてないと。そごがあるというようなこういう文書が議長宛で
総務文教常任委員会の議員宅へということで、新阜京一さん、会長さんですね、請願出された。その方から出されているんですよね。
そういう疑義があるのに、委員会でどのような議論をされてきたのか。
本来、請願が満場一致で可決してきた場合は、その請願の趣旨に基づいてもちろん意見書がついておったかどうか私ははっきりとわかりませんが、やっぱりそういうのを尊重するというのが本来のやっぱり姿であるというふうに思うんですが、この文書というのは、かなりきつい内容ですよ。そごがあるということで、こんなこと出すということになると、まことに遺憾やと。意見書は私の指摘を全く無視されたものやというような部分があるなり、このような不条理な意見書の議決がなされないように市議会として慎重に審議してほしいという、こういう文書が出されているという、これ重いと思うんですよ、これは。
これに対してどのような審議がされたのか。まず、お聞かせ願いたいと思いますが。
○議長(松本英志) 12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) 当初からこの大磯海岸を守る会という方々につきましては、海岸の掃除とか、いろいろ海岸をすべからく適切といいますかね、楽しく利用したいということから、結果としてはこの請願にいったと。
ほんで、実際24日の午後から聞いたのは、いろいろ条例的なことも含めて書いておったということですけどもということがあったんですけども、これ、我々
総務文教常任委員会が一番に置いたのは、できる限り、事業者の方と相互的に利用できるようにしたいというのが一番の本願だということを直感しました。
当然、ほかの環境、また条例等も含めて書いておられたんですけども、とりあえずこの請願というのは一回限り同等のものを含めてとは別ですけどもね、やっぱり今後、県議会においても、紹介議員さえ入っていただければ請願も出せるし、知事にも意見書も出せるし、また改めて皆さんの思いが市議会のほうへ伝えられればですね、それを受けてまたしっかりと審議もするということもありますので、今回は皆さんが一番懸念されているということの解除することが一番の付託された内容かなということで、現法律内における利用の仕方というのを強化するということを入れましたという御説明をさせていただきまして、請願者含めた3人の方も一応それでもってお願いしますと、こういうことをいただいております。
ただし、先ほど言いましたように、これをもって
総務文教常任委員会のほうへお伝えすることはいたしておりません。
○議長(松本英志) 3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) 僕はやっぱりね、この意見書を出すに当たって、やっぱり請願人の趣旨、尊重する、願意を尊重して意見書を練り上げると。そら文面的にはね、そら少しさわるかもわからんけど、やっぱり根本的な部分は請願者の思いを反映させるというのは基本の中の基本ですよ。
だから、県に出すに当たって、県知事がその請願内容を気に食わない、気に食おうが気に食わんが、そんなことは気にせんと、やっぱり請願者の思いを反映して意見書をつくっておけば、こういう文書が出てこなかったと思うんですが、この点はどうなんですか。
○議長(松本英志) 12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) 審査の中にあった報告をまとめて本来はすべきかと思いましたけども、先ほど何回もいいますけども、願意そのものに何ら意図とすることもなく、それを受けとめて意見書に表明したということについては全く違っているという、24日のお話の中では説明ができ、理解もしていただいたと思います。
○議長(松本英志) 3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) まだまだね、この内容については不十分な部分があるし、いろんな意見があるやに感じるんで、これを採択するという場合については、私たちは採択に加わらないということを明確にしておきたいと思います。
○議長(松本英志) ほかに質疑はございますか。
質疑もないようでありますので、これをもって終結いたします。
ここでお諮りいたします。
本議案については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。よって、さように決します。
発議第2号 公共海岸の環境保護に関する意見書については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
(「動議」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) さっき
委員会付託とおっしゃったでしょ。全くこれ違う案件や。議長みずから違うて言うたんや。
総務文教常任委員会に付託した、それと違うて言うたんやで今。
ほたらよ、一体
総務文教常任委員会に付託した意見書というのはどこへ行ったの。
付託しとらん。本来ならば、付託するのが筋や。
○議長(松本英志) 付託を省略し。何を言うてますの。意見書やで。あんた間違うとる。
動議に賛成の人。とれへんのか。
○16番(竹中史雄) もうええわ。
○議長(松本英志) 何を言うとるの。
これより表決に入ります。
本案を、原案のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
再開は45分といたします。
休憩 午後 1時35分
─────────────
再開 午後 1時45分
○議長(松本英志) ただいまから会議を再開します。
◎日程追加.発議第3号 新たな火葬場の建設に向けて(決議)
○議長(松本英志) ここでお諮りいたします。
ただいま太田善雄君ほか11名の議員から、発議第3号 新たな火葬場の建設に向けての決議が提出されました。
お手元に配付いたしておりますので、御了承願います。
これを日程に追加し、直ちに議題とすること賛成の諸君の起立を願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) 起立多数であります。お座りください。
よって、本議案を日程に追加し、直ちに議題とすることは可決されました。
それでは、発議第3号 新たな火葬場の建設に向けてを議題といたします。
これより、上程議案に対する提出者の説明を求めます。
5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) (登壇) それでは、決議第1号。発案、淡路市議会、太田善雄。
タイトルは、新たな
火葬場建設に向けてであります。
ここで、旧5町時代に建設された、おのおのの火葬場は老朽化しており、修理・補修も限界。これらを統合した新たな火葬場の建設は、我が市にとっては不可欠であり、淡路市民にとっても急務と思われます。
建設の候補地選定に至っては、議会も行政当局に対して最大限努力は惜しまないが、今回の状況を踏まえ、いま一度、市内全域を対象に、引き続き候補地の選定を行い、その委託業務については、今後の新火葬場の用地選定に必要な内容にとどめることを強く望むものであります。
補足説明といたしまして、このたびは時期尚早という議員の言葉もありましたが、12月議会が採決した予算に対し、今3月議会に行政当局より凍結せざるを得ないという状態にあると聞かされ、我々議員といたしましては、話し合いには時間を惜しまず対処し、いま一度、ここでいま一度ですよね、市内全域を対象という言葉どおり受けとっていただきたい。
市民にとって必要な施設であるということを忘れないでいただきたい。
賛同のほどをよろしくお願いいたします。
○議長(松本英志) 以上で、提案説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑もないようでありますので。あるの。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) 全体が12月議会を振り返る必要があるんではないかなというふうに思っているんです。私ども日本共産党は、火葬場というのは当然必要やし、どこかにつくらなあかんということは十分認識もしているし、理解をしているところです。
しかし、あの時点でも、やっぱり住民に対してね、条例はどうであったにしたって、やっぱり住民合意が十分なされてない状況の中で、債務負担行為としてね、予算計上するということはいかがなものかというて反対の態度をとったわけですね。で、多くの議員の皆さんは賛成に回っているんですよ。
そうした中で、今回の一般質問の中でも、市当局の考え方として、諸般の状況を見れば、凍結せざるを得んというね、こういうことが表明をされたんです。
だから、私はやっぱり、市長はですね、十分説明してきたというような御答弁でありましたけどね、やっぱり陳情書の内容、あるいは請願の内容など見てもね、十分住民の皆さんへ理解を求めるような説明がされたのか非常に疑問に思うわけですね。
やっぱり請願も出されて、本来ね、請願の内容というのはやっぱり十分精査をして賛否にかけるということが当然なんですが、それがなかなか諸般の状況があって、とまっているという状況、それのやっぱり整理もする必要があるんではないかというふうに思っているんですね。
当事者であるあさひ町内会の人たちも、やっぱり連合町内会の不団結などは好ましいとは思ってないんで、常盤町内会とも十分な話し合いもしてほしいというようなことも言われているやに聞くんですよね。
だからやっぱりいったんとまってね、解凍していくために、どのような手法がいいんだろうかという点で十分議論をしていくほうが、この決議を上げる以前にね、私は必要ではないかというふうに思っているんですが、いかがなものでしょうか。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) この決議第1号に対して、過去の話は一切私書いてございません。
先ほど文書を読ませていただいたとおり、老朽化しており、どこかで新しい火葬場が必要なのかなというふうな文面であって、この状態を踏まえて、今回の状態を踏まえてという意味でおいては、先ほど補足説明をいたしたとおり、いま一度市内全域を対象に、引き続き探していただきたいと、候補地を選定していただきたいというふうに決議文を上げたものであります。
何も混乱さすためにこの決議文を上げたものじゃございません。そのそこを取り違えないようにしていただきたいと。
先ほど議員も言われましたとおり、淡路市民にとっては必ず不可欠な施設であるということも自覚いたしておられるようでございますので、どこかであるんであれば出していただきたいというふうに私はそのように思います。
私もこれから先に淡路市内で探してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。
○議長(松本英志) 松原幸作君。
○3番(松原幸作) そしたら、これ請願の扱いについては、今議会でどのようにするのか、太田さんは
総務文教常任委員会の委員長ではありませんが、この辺についてはどうなんでしょうか。
○議長(松本英志) それは内容とは違うな。決議文とは。
3番、松原幸作君。
○3番(松原幸作) 議会としてね、やっぱりその広く候補地を当たるということもそれも大事かと思うんですが、今やるべき点というのは、やっぱり予算まで計上して市がやろうという、そういう意気込みのあらわれだと思うんですよね。
それに対して多数が賛成をした。その結果ですね、やっぱり住民合意が不十分やからいうことで声が上がってきたという、そういうような経過を踏まえればですね、やっぱり解凍させていくために、どのような手法がいいんかどうか含めてね、十分議論していくほうが私は大事なことでないかなと。こういう議会として決議云々議論してするよりも、そちらの方が大事でないかなと。
とりあえず今期についても一般予算にも上がっているわけですね。それについても当然事務的な分については凍結という市長のお考え方も十分聞いてわかっているんですが、むしろそのうまくこうやっぱりいくような方向をどう探るかと。いわゆる対象の地域住民の方たちと本当に胸襟を開いて、ひざ詰めで粘り強く話し合いをやってもなおかつそらだめな場合もあるでしょう。その辺は再度やっぱり努力をする必要が私はあるんではないかなというふうに思っています。
以上です。
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 火葬場というのは、過去に執行部が地元へ行って、地権者と話しして、すんなりできたという火葬場て一つもないわけですよ。何とかこのたびだけやらしてくれと、次のときはよそへ持って行くからということで建っているのが全て今の四つの火葬場の沿革やね。
一番ひどいのは一宮町ですよ。自分とこでできないという話があるから五色と合併してつくったわけでしょ。どこへ行っても五色みたいなとこ行ってほしいわけですよ。
そやけど、今淡路市が発足して15年以内に合併特例債使って、一つのいわゆる古いやつを集約せなあかんというのも事実やね。
その中で、いわゆる今、今回の状況が出てきたと。しかし、この今回の状況を踏まえてと書いてますけどね、どんな状況が出ているんですか。私さっぱりわからない。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) 今回の状況と申されました、問われますと、凍結したという状態であります。凍結ということは、解凍しない限りはいつまでも凍結であります。これ30年、50年凍結の状態でいいのでしょうか。やはり時期尚早と言われようが、一日も早く解決に向かっていただきたいというのが我々議員の本音であります。
それを決議文に上げたからというて、それを反対される理由は私には一つもないと、そういうふうに感じております。
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 凍結、冷蔵庫へ入れてね、冷凍して凍結した。でもそれ、冷蔵庫から出してほっとけば自然に凍結解除しますよね。解けて元へ戻りますやん。それが時間がかかるということですよ。入れたものをすぐに解凍する。それでも電子レンジでね、時間かかりまっせ。
そやけど、うちの嫁はん偉いからね、いつも凍結した品物は外へ置いて常温で凍結がなくなるまでほってるわけよ。それから調理する。それが素材の味を損なわない、そういうようなことでやってますよ。
これも一緒で、凍結したとおっしゃってもね、時間がたてば解凍していくんですよ。だから、端的にこういうふうなことをやるというのはですね、私はよろしくない。
もう一つは、過去においてね、執行部と住民のいわゆる当該のとこと対峙するというのはあるんですけど、そんなとこで物はできないというのはさっき言いましたよね。
そのときには、皆議員が入っていってね、その中を取り持っていって、何とかいうてやってきて、その結果が今ある古い炉四つでしょ。
こんなの議員の皆さん、住民代表で来ておるんでしょうが。誰か一人でも私含めて行きましたか。住民の声聞きましたか。上がってきたのは去年の12月でしょ。あれから12月、1月、2月、3カ月ありますやん。そんなに時間がなかったんでしょうか。
要は、足運んで、その現地へ行ってね、ほんまに声がどの声が正しいんやと。誰でもね、反対署名来たら、みんなつられて書きますよ。それをもって反対やということで決めるというんじゃなしに、それは成り行きでそうなっているという話が事実と違いますの。
そやから、話し合いをするということが必要やということでしょ。
ほんで、いわゆるお互いにそごがあるとこをですね、いやそれは違うんやと、市長はこういうふうに言うとると、地元はこういうふうに言うとると、それを取り持つというのがですよ、昔からの先人の知恵と違いますの。
そやから、昔は嫁はんもらうときには、双方、婿はんもらうときも、仲人というのがおってね、その人が双方の言い分を調整していわゆる結婚するというとこへ持ち込むわけでしょ。
その作業をですね、今この状況でね、誰がおるんですか。この市議会の議員のほかに誰がそんなことできるんですか。
その市議会がですね、逃げてね、逃げますよていうこんな決議上げたらね、もう誰もできませんよ。そしたらその後の火葬場、これどないするんですか。また洲本と合併して一緒にやりましょかというふうになれるんですかという話ですやん。
そういうような先の話も全然わからずじまいでも、だろうだろうという話でね、こういう案を上げるというのはですね、そら間違っていると私は思うんですね。
ほんで、市内全域という話でしょ。もう市内全域て、今もう問題ないですよ。あのあさひのとこ、あさひは売ったるいう。個人名義。個人が売ったるという。問題ない。市のほうも買える。それで市の条例は220メーターでしょ、半径。そしたら、その範囲内の同意は全部もろとるという話ですやん。
ほな、適格者と不適格者。この案件については適格者は220メーターの入っている人が適格者です。それ以外の者がね、反対というのは当たり前なん。私でも言いますよ。
そやけど、それをぐたぐた言うというのは、政治的な判断でぐたぐた言う。その話を聞くということでしょ。そんな政治的な話で、この案件を聞けというて、淡路市の条例のどこに書いてあるんですか。
日本の国の法律、先ほどのバイクでないけどね、日本の国、兵庫県、淡路市、どこにもそんな条例書いてないですよ。法にのっとって執行しようというのは民主国家の大前提でしょうが。そんなとこに政治的判断、政治的判断というのは、皆さん方、票の問題ですやん。
票が入るから議員になれる。票が逃げていったら落選する。そういう程度が低いような話ですやん。そういうようなことを危惧してですね、こういうような決議案を出していいんですか。
そういう決議案は、このここに書いてある太田議員、戸田議員、日指議員、土井議員、籾谷議員、廣田議員、岬議員、打越議員、西村議員、出雲議員、田中議員、池本議員、北浦議員、こんだけの人の中でね、こういう問題を議論してですね、この決議案にまとめて、ほんで出してきているんでしょうか。そこをお聞きします。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) 先ほどから言われておるように、ここは法治国家というふうに本人は自負していたはずなんです。ところが、このたびのお言葉の中では、反対者の中でも賛成者がおるとか、大の男がサインして私は反対しますと書かれた人が押せば落ちるんじゃないかというような子供の遊びじゃないんだと、やはり日本は法治国家であります。
いったん成人になって、名前を書けば責任が生じるんであります。それをあえて我々のほうからそんたくして、それは情はこうだから、解かしていったら落ちるんじゃないかというふうな考え方を持てば前へ進めるという方法もあるかもしれないけど、ここは議会であります。議会で情の話すれば、道理がみんな引っ込んでしまいますね。
やっぱりここはサインしていただいて、持ってきて、私は反対やと言われた方は反対だというふうに解釈するのは当たり前じゃないんですか。
それをあえて日数をかけて解かす、それはいいでしょう。商売人ならいいです。従来私も商売人でした。商売人なら落とせばお金になる。でも、今は日にちもそんなに長いことかけられない。そういうような状態の下で、私先ほども言いましたように、ここを撤退せいとは言ってません。
ここも含めて、淡路市内全域というふうに書いてありますので、何かあたかもここがなくなったような言われ方はするのは心外であります。ここも含めて話し合い、いわゆるその市民にとって必要な施設であるということを踏まえて話し合いには時間を惜しまず。時間をかけてもいいんですけど、限界があります。
ですから、外でひなたで氷解かすような、それも一法かもしれませんが、我々やっぱり氷を解かすのは、1時間で解かすやつを30分で解かしたいですよね。それが人知というものじゃないんですか。
それをただ単に、いつまでも相手さんが落ちるのを待つというんであれば、柿を一つ取るのに5年かかる、10年かかる。桃栗3年柿8年ていいますよね。柿を8年間一つとるために待つ人がいますか。それは数を取って商品にしようと思うから待つんでしょ。1個だけ食べるのに8年も待ちませんよね。どこかでつくった柿買いますよ。
それと同じように、やはり氷は解ける氷であれば解かしにいってください。話し合いには時間を惜しまずというふうに私は補足説明で申し上げました。
何もほっとけというんじゃなしに、ただ単に私は懸念しているのは、本3月議会で市長のお言葉の中に、凍結せざるを得ないと、この言葉は余りにも大きく響きました。
それなら動いてください、動けるような方法だったら議会は幾らでも力をお貸ししたいというのが議員の願いじゃないんですか。市民の願いじゃないんですか。
そういうふうに私は理解しまして、この決議文をつくった。時期尚早と言われようとも、私の思いはこの決議文の中に載せてありますので、御理解できる人、できない人、それは世間いろいろです。でも私の思いはこの決議文にあるとおりでありますので、これ以上のことはもう申しても仕方ないかなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(松本英志) 16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 合併特例債使う期限て、あと5年ですよ。そやけど実際は3年しか僕はないと思うね。そやから桃栗という話は全然的外れで、私、先ほど聞いたのは、みんなで、ここに署名しているみんなで話し合いをしたんですかというて聞いたつもりでおったんですけどね。私がつくりましたて、太田議員個人の話ですやん。
何もわからんと読んで聞きもせず、耳も目も何も使わずに書いたということですや。さっきまでそこにありましたやん。
それで、要は、条例、淡路市というのは2条の法人ですよ。ここは。法人やから体ないんです。耳も、実際耳もない。目もない。においかぐことできない。体もないんです。その法人がですよ、できないから人を雇うという条例をつくって人を雇い込むわけでしょ。
雇ったいわゆる議員がですよ。その条例に基づいて、これしなさい、これしたらあきまへんでて書いてあるわけでしょ。それが本件については火葬場の条例やね。それが半径220メーターだったらオーケーと。こういうふうに書いてあって、ほんで平成7年に淡路市が出発したときには、皆さん旧町の議員五十何人か六十何人かおりましたよね。64人ですか、67人ですか。
そのときおって、そのとき相当議員さん皆賛成しわけですよ、それに。
何遍も言いますけどね。それで生穂のときには、僕はそれは220メートルあかんよと。もっと広げてくれという請願出ましたよね。そのときには共産党さんも、それ否決しましたやん。共産党市議団でしょ。
そしたら、これ全部その条例については賛成したわけですよ。賛成したということで、何も瑕疵がないわけです。問題もない。争いも何もない。
ほんで、それに従わず、政治的な配慮でいわゆる日本軍でいうたら転進をはかると。はかりましょうよというのがこの決議案でしょ。
何ら淡路市の意図するところを執行する、そのためにやってこまいて、お金をもろた議員がですよ、その命令に背いてそれをやるということはですね、そら不作為になりますよ。
お金もらっているんですから。その条例に従って粛々とやりましょう。ほんで住民の要望かって議員を介して執行部に伝えましょう。その伝えるとこはこの議事堂の中で伝えましょうということでしょ。
だから、今出ておる決議案は、それとは全く違うものを出してきとるわけですよ。
そんなことをしたら、市民は議会に対して全く信用しない。信なくば立たずと言いますやろ。全くその状況になりますよ。
これいったんこんな状態で生殺しでね、話も詰めらんと転進したらね、どこ行ってもあきまへんで。ほたらもう一遍四つのやつ差しかえらええでかいう議員さんもおったけど、そんなことできまっかいな。
40年前どないやと。今のそのあさひでもそうでしょ、あの周辺も。夕陽が丘のとこで建った。それが期限来て、このたび更新した。更新するのには15年更新さしてくださいと。わかりましたと。そのかわり地域の協力金はお払いしますよというて、例えば常盤だったら2,000万払ったわけでしょ。ほんであさひが500万もろて、常盤が1,500万やと。ほんで、もうて、今度はあさひが常盤から飛び出たかどうか知らんけど、離れて町内会をつくったという話でしょ。どこへ行ってもですね、そういうような事態になりまっせ。
そんなことで地方自治というのは成り立つんかという話ですわ。火葬場も大事やけど、地方自治の母体を守っていくというのは、この淡路市議会の義務と違いますの。
淡路市総体でそれをする。なぜならば、全ての作業は廃棄物にしても何もかもね、地域の町内会を通じてやっているんでしょ。
その方たちがですね、もうおれら関係ないよと、そんなんもうしないよと、もう市のほうが勝手にやってくれと言われたら、それどうするんですか。
行くとこ行くとこですね、そういう声に包まれてきたらね、火葬場だけやなしに、淡路市行政そのものがもう前へ行かん状態になりますよ。
そやから、言うとるのは、向こうが言うとるのはですよ、話を聞いてくれというて市議会に来たわけでしょ。
その市議会がですね、五つのうちの二つしかせんと。残り三つをもうせんとですね、作業しようというようなことを見て、そのやりとりを聞いて、地元はこんな市議会もうあてにならんという話で反対という署名簿を出して帰られたというのはわかりますよ。私でもそんなん出しますよ、そんなあほにされたら。
要は誠心誠意、地元がそういう民意を持ってきた。それを聞いてくださいよというとるでしょ。ほな聞いたらよろしいんやな。
その所管が
議会運営委員会が振った
総務文教常任委員会だったら
総務文教常任委員会で振って誠心誠意やる。ほんで疑問な点はまた請願者にいうて確認を求めてやっていく。その手続をするのが市議会ですやん。
それすら何ひとつせんとね、今ここに至って、市長が凍結したというても、予算なんかね、元が凍結、言うても言わんでも凍結してるわけでしょ。
要は、相手に払ったそのときに執行でしょ。それまで凍結しとるわけです。
これ何も4月1日から予算執行始まってね、すぐに4月1日に執行するようなもん違いますやん。
二つの業者に市が今委託契約で契約しとる案件はね、来年の3月31日ですよ。1までに成果物をもらうという契約になっておるん違うんですか。済みません、3月18日ですよ。
それまでに成果物くださいという話でしょ。ほな、少なくとももう半年間はですね、少なくともそこまで行かんでも4カ月はあるわけですよ。4カ月あって、それをどうするかという話ですやん。
それもいわゆる何の議論もせずにね、突然として、こういうものを上げて、市長さんを救うたるという意図があるんか、議会の我々が救われるということがあるんかわからんけど、そういう逃げの姿勢を出せばね、ほんまにできるもんもできなくなりますよ。
だから、そういう微妙な局面にあるから、議会としては、その辺をやっぱり丁寧に丁寧に説明していくということは求められておる。
その議会が、突然にこんな決議案出して、もう白紙やと。もう一遍淡路市全域に候補地を見つけるんやと。こんなことをやったら、もうできませんよ、これ。
少なくとも、議会はこの4月選挙違うけどね、あと2年後やけど、2年後かって、皆さん方、この中でもう一遍議員する人もおるし、やめる人もおるしね、わかりまへんがな。
そんないわゆる曖昧模糊な先送りをやるようなこれ案件違いますよ。
そういうようなことの議論をした、このいわゆる発議者、提案者として賛同した議員、その人たちがそういうような議論をしてですね、やっぱりこれは出さなあかんとなってませんが。まだ
総務文教常任委員会はまだ継続してますよ。
その意見まだ出てませんよ。今度参考人として参考の所管部署の職員をほかの人も来てもらって、ほんでいわゆる三つの問題、風評被害、しか、交通アクセス。そういうものを丁寧に外にそういう事例を求めてやっていくということを今しようとしているわけでしょ。
まして、環境アセスメントなんかも今制度化しておるわけです。その環境アセスメントもですね、何ら取らずして、その手続を踏まずして、端的にもうゼロか100かというようなこんな決議出すというのはね、ほんまに提案者に対して、賛同した議員さんに聞きませんけど、提案者は全くそれはしてないというとるでしょ。
なぜしないんですか。あのカウンターの上に置いとったら勝手に書いてくれた、署名してくれたから出したということですか。その程度のことで決議をしようというとる。そんなんだったら、今署名取って出してきた人、あれは1軒1軒会員の家を訪ねて、理由を言うて、納得して、それだったら署名しましょうということで持ってきたもんじゃないんですか。
そういうようなものに対して、返答はですよ、カウンターでおら決議案という案を書いたと。それをカウンターに置いておったと。ほな、それに賛成した議員が皆署名してくれたと。そやから、2人以上なったからもう出したんやと。そういうような安直なことはですね、住民不信を招くということですよ。
ほんまに火葬場したいんですか。ほんまに火葬場しなければならないと思っているんですか。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) 先ほどから聞いてましたら、私が地元へ一回も足を踏み入れてないようなお話し方をされております。
私、常盤へ行ってもお友達が5人6人おります。しょっちゅうお電話もしております。その中でもっていろいろ話し合いをしながら、今の現況、どういうような形やというようなことも聞きます。同級生もいっぱいおりますしね。
そういうようなところでもって、今の現況、先ほども言われました、この原文に対して、テーブルに置いてあったらサインもらったか、自分がテーブルに置いてあったらサインもらえない。私の場合は持って回りましたよ。1人ずつに書いてもらうのに、私のこのペンで書いてくださいといって本人に回ったんです。それで書いていただきました。
最後1人、その書いたけどやめたいという人もおられましたけどね。でも私は内容の趣旨を伝えて、そしたら一文一文読まれて、ほんでここはどうなっているかと。淡路市全域かという話と、これから先どうするんや。そしたら書いてもらえなかった方もおられます。今まだ時期尚早やと言われました。そらそうでしょ。その人の考えはそれでいいんですよ。
私の場合は、やはりこの今議会で市長からもう凍結しましたという言葉を聞いたときのこの重さね。火葬場終わってしまったんかなというふうに錯覚しました。
それならば、あえて我々議員は、市民の求めている火葬場に対して何かしないとだめだなということで、あちこちお友達に電話もさせていただきました。
こういうような文面つくってやっていくんやけどどうやろ。議会だったらそれぐらいしかできんやろなと、予算も持ってないもんやからというふうに元執行部委員にも言われました。
そういうような方のお知恵も私はかりながら、こうやって活動しているんで、ただ単に机上で想像で書いているもんじゃございません。
そういうようなところを踏まえて、皆さんも同意していただいたらなと思って、皆さんに言葉をかけて書いてください書いてください。あなたにも言いました。書いてもらわれませんかというたら、あなたは時期尚早やと言いました。内容を読まれました。だから時期尚早と言われたんでしょう。それはそれでいいんです。でも、人のやることを否定して、その議会は形はある、人格は持っているけど人間じゃない、議員は雇われもんやというふうに、それはそうでしょ。雇われたら動けばいいんですよ。それを4年に1回選択されるんでしょ。あいつは動いたか動かないかで選択されるんだったら結構じゃないですか。
私はいつでも選択されて消えていっても結構です。でも、言葉も出さないで適当に話ししているというふうに言われるのは心外であります。そういうふうに強く抗議いたしておきます。よろしく。
○議長(松本英志) もう終わりました。
ほかに質疑もないようでありますので、これをもって。
はい、西濱益代君。
○9番(西濱益代) 今、紛糾しておりますというか、その火葬場に対しては、どなたも必要な施設であるから、これを何とかうまいぐあいにやっていってもらいたいというのは、もう議員全員の多分意思であろうと思うんですね。
ただ私自身はここに署名しなかったのは、12月議会の補正予算、そして今回先ほど採決がとられましたけれども、本年度の当初予算にもこの分の基本計画に対しての予算が計上されております。
その執行に関しては、今執行部自体がその調整を行いながら、非常に努力をされておるということで、それがうまくいけば、その測量費も含めて限定せずに執行していく。そのことに対して私はお任せをしていきたいというふうに思っております。
それと、この決議文には、今後の新火葬場の用地選定に必要な内容にとどめるというふうにありますけれども、そういった意味で、いろんな条件が整ったときに測量費含めてですね、これがいつ何時までの期限になるのかというところも書かれてないので、その辺のところ、どんなふうにお考えになっているのかというのがいま一つわかりかねますので、確認をしておきたいというふうに思います。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) 議員といたしまして、ここへ来れば合併特例債とかいろいろなことを勉強さしていただきました。その期限もあるということも皆、承知の事実であります。
それをあえてここに書いて何月何日までにやらないとだめだとかいう期限をつけるというのは、議員のモットーから外れると思いまして、私は日にちはあえて書きませんでした。書くんであれば、合併特例債の最終期日、それで繰り延べ繰り延べでね、結果だけ出せばいいというような問題じゃないと思うんですよね。
市民が声を出して、我々が火葬場が欲しいという声がどんどんどんどん上がってくれば、いずれとどこかでできるでしょう。そういうふうに私はこういう形で理解させていただきます。
先ほどからの議論で何かもう力尽きるというか、市民がどんどんどんどんお願いしているのに、この議場でばかな話をとんとことんとこやるのは愚説です。そういうふうに思います。ですから、私は。
○議長(松本英志) ほかに質疑はございませんね。
6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) この内容の中で、その委託業務についてはということで、全般を通して今回の状況というのがどの状況かというのは、先ほど凍結の意味というふうに言われましたけれども、非常にこの文章だけを読むに当たって、漠然としている側面がありますので、その委託業務というのは、具体にはどういう業務になってくるのか、どの範囲なのか、これについて伺っておきます。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) ここへきて委託業務がどうのこうのという言葉を聞かれること自体が、本当にこの議事進行の中で、今まで委員会をやってき、私と委員長、副委員長もやりました。そういう状態の中で、この委託業務の予算とっているんですよね、12月に。この12月で何をしたらええか、測量調査、これに対する委託、当然それではございませんか。
それでもって、私がここへ書いたのは、12月からこちら3月で凍結になっても、あえてこのたびまた予算に載っているから、そういう業務は粛々と前へ進みたい、また進んでいただきたいという意味をもって、この委託した業務1,300万円ですか、それに対しても凍結といわないで、何とかこれを進めてほしいという意味でもって、これ決議なんですから、自分の決議でこういうなん書いたんを皆さんはどういう形でとられるかというふうで書き写してあるんで、委託業務はもう既に発注しております。契約しております。その発注して契約しているにもかかわらず凍結となっているんで、何とかこれを含めて前へ進んでいっていただけるんであれば、我々は最大限努力は惜しまないがと書いてございますので、そのとおりに解釈してもらったら結構でないかと思います。
あなたはもう終わりました。
○議長(松本英志) 6番、鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) 私がお伺いしたかったのは、今の御答弁だと、新斎場
基本計画策定業務委託料と用地測量及び地形測量業務委託料のことなのかなというふうに思ったんですけれども、今度の新年度予算に対しましては、報償費に、新斎場建設検討委員会報償費や旅費、用地交渉に係る旅費、会場及び車等借り上げ料、視察バス借り上げ、こういう費用が入っておりますけれども、それが含んでいるのかどうかについて伺いたかったんですけれども、再度お尋ねさしていただきますけれども、その部分ではなしに、先に答弁された2点、新斎場
基本計画策定業務と用地測量及び地形測量業務、この2点ということで再度確認さしていただきます。
○議長(松本英志) 5番、太田善雄君。
○5番(太田善雄) 今現在凍結になっている分に対してね、予算どうのこうのという問題、前へ進んで何に使ったかと聞くのが予算、決算でしょう。今、市長のお言葉では凍結。1円も使ったらだめだということになっているんですよね。
使えなくなっているんですよ。それを使えるようにしてあげようと。そして、市民の喜ぶ火葬場を一歩でも前に進んでいただきたいなというふうに私が思うのが、これ罪でありましょうか。何の道理が必要なんですか。
私は、その常盤のほうにも野島にも電話を入れ、どうなっとるのと、一体どうするつもりやと。おまえ言うたでないか、4,000人味方をつけたら仲間になってやると言ったでないかと言われました。
私行ったと話ししたんですよ。あんた一人で言っても仕方ないと言って来たら、4,000人ぐらい友達つくったら、いい話できるんじゃないですかて言うたら、一生懸命運動しましてね、やってます。
でも、私としたら、あの人の口になるつもりはございません。私は私の口であります。私の中で消化して、いい考え悪い考え、それは自分なりに解釈していきたいと思っております。
ですから、聞く耳はあります。耳を持って聞きに行くのはやぶさかではございませんが、私は飼い犬ではございません。そういうふうに解釈していただければ幸いかなと思います。
○議長(松本英志) ほかに質疑もないようでありますので、これをもって終結いたします。
ここでお諮りいたします。本案については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 動議。はい、どうぞ。
○16番(竹中史雄) 委員会の付託せずに、内容わかりませんがな。内容。要はここにあるのは、今後の新火葬場の用地選定に必要な内容にとどめるとありますけど、市長は、その分はやるとおっしゃっておるわけよ。
○議長(松本英志) 動議やな。どうぞどうぞ。
○16番(竹中史雄) 一般質問でそない言うたんや。凍結する部分もあるし、それ関係ないやつは粛々とやるというておっしゃっておる。全部を凍結とは言うてない。そうでしょ。
それで、今太田さんの話では、それをあるのに・・・。
○議長(松本英志) 動議の内容と外れておるんやけどな。
○16番(竹中史雄) 何でよ。必要な内容を認めるという話やから、その必要な内容は何ですかというて今鎌塚さん聞いたでしょ。聞いとるのに、違うこと言うてますやん。
○議長(松本英志) はい、ただいま・・・。
○16番(竹中史雄) だからそれを確かめるために、本会議から委員会に付託して、その中身を審査するということを求める動議。
○議長(松本英志) 動議。わかりました。
はい。ただいま竹中史雄君から動議が出されております。これに賛同の方の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(松本英志) 起立少数であります。よって委員会への付託を省略いたします。
それでは、討論を行います。
初めに、発議第3号に対する討論はありますか。ある。
竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) 通告してないんやけど。
○議長(松本英志) 構わん、許すいう。日程に追加しとんね。
○16番(竹中史雄) 日程に上がったら、上がる前によ、出さんとあかんでて言うて今まで決めたん違うの。
○議長(松本英志) 追加議案やさかいに。ええかげんであれへんで。あんたこそええかげんなこと言うなよ。何を言うとるの。こっちや。あんたええかげんなこと言うたらあけへんぞ。しゃんとせいよ、おまえ。何を言うとるの。
○16番(竹中史雄) これ決議にはね、賛成できません。要は、先ほども質疑でるる言いましたけどね、四つの老朽化したとこを建てかえるこというのはもう不可能や。まずかえるとこはないんですよ。ここで進んでいくものもええかげんで、地元の人の意見も聞かん。それでいわゆるやめますよというたら、これ次どこへ行きますの。
船出してね、船が港を出港して、サンフランシスコへ太平洋渡っていくのか、ロサンゼルスへ行くんかね、チリ行くんか、わからんままですね、太平洋をぐるぐるぐるぐる回ると。そういうようなことにしませんかというのは、この動議ですやん。私が読んで解釈するには。
その船が、海流はあるよ。太平洋やから。船乗りはよう知っていると思うけど。その海流に身を任せて、それどこへ行きますの。つくとこありまへんで。
私はね、話し合いして地元が反対と言うたら反対でええんです。
何が何でも賛成。何が何でも反対。そういうことを言っているんじゃない。地元の人が言うてきた。いわゆる疑問に思っていること。それを一つ一つ丁寧に調べて、調査して、それで地元の人と話をして、どうですかというような議論をしながら、いわゆる最後はやっぱりあかんというたら、それはもうあかんでいいんですよ。その手続をやりましょうというとるわけですよ。
で、委員会は、それをですね、今、
総務文教常任委員会があと残りの三つをするということになっとるわけでしょ。なっとるのにですね、こういうものが突然出てきたらね、委員会も宙ぶらりん。火葬場宙ぶらりん。地元の人も淡路市民総体も宙ぶらりん。市議会も宙ぶらりん。これみんな宙ぶらりんでっせ。
そういう宙ぶらりんのことをしてですね、火葬場を建てましょうという、これはどないいうんかな、これ、人に納得してもらえらんようなことを市議会がしたら、あと市議会にかわる機関てもうないんですよ。
要は、今地元の人がおっしゃっておるのは、火葬場をあさひのとこで候補地として建てたいと。あさひも土地を売りたいと。そやから買えるんやと。ほんでいわゆる常盤とかほかのとこも賛成しとると。そやから出してきたんやというのが12月の1日の上程したときの話だったわけですよ。
それで、地元説明、結局してなかったと。何でせんのやというたら、会長さんとこ行ったら、すんまへん会長さん、それほかに人に言わんといてねと口どめをして帰ったということでしょ。
ほな地元の人、会長よと、おまえ知っとったんやないかと。何で言わなんだんやと。これは皆さん怒りますわな、一般の人は。
言わんかいなと。いやいや、それは執行部の担当部長のほうから黙っとってくれと頼まれたんやと。そやから黙っとったと。ほんで12月の7日に開示したと。名前は説明会やと。しかし、内容は報告会。もうおまえら何言うてもあかんと。条例も何も照らしても、もう全部ばっちりできとると。もう言うても無駄やと。そういうようなことを言われたというて立腹しとるわけでしょ。誰でも立腹しますわ。こんなもん、水に流しまっせという人はおりまへんで。子供じゃないんやから。
そのために制度があって、その制度を使いながら徐々に徐々に2階へ上がっていくようになってる。その制度も使わずしてですな、だまし討ちみたいなことをしたら、こら怒りますわ。
そのだまし討ち何もとっちめらんとね、職員に、おまえ何でそんなするんやと。そんなこと誰かとっちめた人、この議会の中でおりますか。
土地が買えらんとものはできまへんで。何ぼこんなとこで議論しても、決めても、土地が売ってもらえてこそものはできるんですよ。
相手を怒らせて怒らせて、最後に破裂した。そんで、いわゆる反対の署名簿が出たと。そら当たり前ですわ。その当たり前を終わりとするんか、そら、してもいいですよ。
そやけど、説明責任、全然やってまへんがな。その説明責任をこっちへ置いとって、これをやっていこうと、これやったらもう説明責任回避するんやと。そういうことをこの決議でしようというような意図が見えてますやん。
そんなこと淡路市民誰も思ってない。淡路市民は火葬場が建つというのは、皆賛成なんです。これ反対やいう人は誰もおれへん。そんなもんわかってますやん。死ぬからですよ。
死んで土葬できますか。法律があるからね、なかなか難しいですよ。
遺体ほっとって鳥についばんでかたづけてもらういうても、骨残りますがな。そんなあほな話じゃなしに、丁寧に話をして理解を求める。その結果、あかんのだったらあかん。ほんで転進をする。これが手続ですやん。
そしたら、これ違うとこ行ってもね、この手続踏んでいって、もう行くとこないんやと。何とかお願いしたいというたら、もうしやないなという、これが過去の40年ぐらい前の今の四つの炉が建ったときの、皆苦労した苦労話の中で出てくる話ですやん。その苦労話、全然ないでしょ。
誰がするんですか。例えば津名町だったら、町長がおって、その地元の間にね、地元の議員が入って喧々諤々とやったわけですよ。ほんで地域の課題もどんどん出してもらって、それを話ししながらこう詰めていくわけですよ。
行ったから、今のとこできたんです。そのときに、何とかさしてくれと。そしたら、もう今回だけでええと。ここにお願いしたいと。そやからその次は建てかえるときは大町のほうへ、一宮しか受け入れできまっさという話で、ああそんなんだったええということで、納得してもろてできたんが、津名町の炉ですやん。津名町以外でもみんなそういうことをやっているわけでしょ。
そういうことがあったから、火葬場が今現在できて、死んだ人を送っていくという形になっている。
反対やからいわゆる嫌やと、誰でも反対ですがな。嫁はんもらっても一緒ですよ。嫌や言われたら、ああそうですかいうて次いきますか。1回は嫌やと言われますよそんなもん。
それを何でやねんと言うて、わしもええとこあるでかと。そない言われたらええとこありますなという話があって、話聞きましょかということで話しよったら、まあええとこあるがな。ほんだったらつき合いしよかというて、もう一緒に皆さんなってきたん違いますの。
こんなインターネットか何かでね、結婚したい女の子がおって、結婚したい男がおってね、タッチしたら結婚できるというような、そんな時代になってもね、そんなことで結婚しとる人おりまへんで。
やっぱりね、時代がどういうふうに変わっていっても、人間対人間の関係というのは悩ましいもんですよ。その悩ましいものをですね、丁寧に丁寧にしながら、作業しながらですね、嫌々でも納得しようという部分があるわけですよ。嫌やからやめる。それも説明も全然せん、してない。せず。そんなことでものをできますかという話をしているんです。
だから、そこをね、今
総務文教常任委員会がやっていこうということになって端緒についた。それをないがしろにして、こういうような決議を上げてね、賛成したからもうほんでええんやというようなことは、そらほんまにすべきでないよ。
何でも議員やさかいできるというてもね、男が女に変わらん。女が男になれらん。おかまやおなべにはなれるけどね、そういうことで終わります。
○議長(松本英志) ほかに討論もないようでありますので。あります。
はい、10番、戸田雄士君。
○10番(戸田雄士) 今回の決議第1号、賛成の立場で討論いたします。
まず、今回のこの決議の文書の経過でありますけども、今週の月曜日の議運で、総括質疑、一般質問の総括質疑を終わってから、
議会運営委員会を開催をいたしました。
その中で、この火葬場に対して、自然発生的ではありませんが、少数の方から、決議文を出したいという意見が出まして、原文を預かったわけであります。
そのときには、
議会運営委員会のメンバーでそれを精査し、そして
議会運営委員会のメンバーは会派の代表で構成をしておりますので、無所属も含めて、本日の最終日までに答えを出してきてほしいと。で、まずその23日については、基本的に全員賛成で、1人欠席の方がいらっしゃいましたですけども、欠席の方を除いて、全員賛成で決議文を出すことには賛成をいたしました。
本日10時開会前の9時に
議会運営委員会を開催いたしまして、開会いたしまして、決議文の内容を審査し、そして発議をするということで決したわけであります。
私も署名もしております。まず、基本的な考えといたしましては、今回市長の発言にもありましたように、補正予算も含めて、この新斎場に対しての予算を凍結すると。で、それ以上にまた地元からの反対の請願書、そして最近になって、あさひ町内会が元いてた常盤町内会の意向を尊重するというふうな発言の中で、また今回、市長と議長宛に常盤町内会から反対の署名が出てきたということで、大変こう厳しい状況にはなっておることは事実であります。
しかし、何回も、皆さんこれは共通でありますけども、必要な施設で、合併特例債の使用できる中で建設を急ぐということで、やはり
総務文教常任委員会で5町内会の反対の請願もお預かりしておりますけども、それも継続になったまま、宙ぶらりんではないですけども、そういう形の中で、しかし議会としては、そういう形で継続のままで、またほっとくわけにいかないと、何とか執行部に対しても後押しをしたいという中でのこの決議文であります。
それと加えて、署名していただいている議員の中には、やはりあさひ町内会での建設を考えていらっしゃる方、またそこではやはり地元の方の意見も尊重し、反対であるという意見を持っている議員もいております。
そのような中で、広くあさひ町内会の場所も含めてですね、新しい候補地も出てくればですね、並行して考えていっていただきたいという思いで純粋に出したわけであります。
そのような中で、
議会運営委員会で取りまとめて、本来であれば、
議会運営委員会のメンバー全員賛成署名をいただいてですね、基本的に議員全員でということをしたかったわけでありますけども、それはかなわず、発議者の方に無理をお願いして、このような形になったわけでありますが、いずれにしましても、今後ともこの新斎場に対しましては、やはり大変こう厳しい状況の中でありますけども、引き続いて、用地も含めて選定をして進んでいっていただきたいという思いでの発議であります。
以上であります。
○議長(松本英志) はい、12番、土井晴夫君。
○12番(土井晴夫) (登壇) 12番、土井晴夫でございます。
今回のこの決議について、賛成の立場からお伝えをしたいと思います。
まず、竹中議員が示された、今、継続中の
総務文教常任委員会の進行と今回の決議についてのそごは一切ないと思っております。
というのは、いま一度市内全域というのが、明らかに野島の周辺の方たちの請願を出された思いというのも理解できるし、そしてまたあさひ町内会が協力していただくその条件には少なくとも常盤、従来の町内会については御協力をいただきたいという執行部に対してのお願い。だからいずれもこれ今まさしく
総務文教常任委員会でやっている継続になっていることの中にも入っておりますし、この決議を出したからといって、この文面も含めた一切そごするものではないと。
若干詳しい意味での業務委託云々の話については、少なくても今回の火葬場は、まずは用地そのものが一番大事であると。だから少なくともこの用地にまつわる部分、そしてそのあとは執行部の裁量ですから、それを用地が決まった時点では、当然これは決議という形の中においてはしまったもんですけども、裁量権的には執行権がありますので粛々とできると。このように思っております。
以上をもってこの決議については賛成します。
○議長(松本英志) ほかに討論はありませんね。
はい、討論もないようでありますので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案については、原案のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(起立多数)
○議長(松本英志) お座りください。
起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いてお諮りいたします。
ただいま可決されました決議文の取り扱いについては、議長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決します。
◎日程第7.
総務文教常任委員会の閉会中の継続審査の件
○議長(松本英志) 次に、日程第7.
総務文教常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。
総務文教常任委員会委員長から、付託しておりました平成26年請願第7号 野島での
火葬場建設計画・実施についての請願は、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中の継続審査としたい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。よって、閉会中の継続審査とすることに決しました。
◎日程第8.
常任委員会並びに
議会運営委員会の閉会中の継続調査の件
○議長(松本英志) 次に、日程第8.
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。
常任委員会及び
議会運営委員会の所管事務等については、それぞれの委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中継続調査をしたい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
各常任委員長及び議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに決して御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
以上で、本日の日程は終わりました。
この際、申し上げます。
今期定例会の会議録の調整につきましては、議長において後刻録音等を精査し、しかるべき措置をいたしたいと存じますので、御了承願います。
お諮りいたします。
今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 異議なしと認めます。
よって、平成27年第56回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る3月2日に招集されて以来、本日まで25日間の長きにわたる会期でございましたが、その間に審議されました案件は、一般会計、特別会計、合わせて508億2,000万円を超える平成27年度当初予算を初め、緊急の行政課題に対応するための平成26年度補正予算、条例改正、事件決議等、多くの重要案件の審議でございました。
議員各位の真摯なる御審議により、全て滞りなく議了することができましたことは、市政のため、まことに御同慶に堪えません。
ここに議員各位の御精励と御協力に対し心より厚く御礼を申し上げます。
また、門市長を初め当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表するとともに、審議の過程で議員各位から述べられた意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されるよう願うものであります。
さて、3月で退職される部長初め職員の皆様、長い間、大変御苦労さまでございました。
皆様は、平成7年の阪神・淡路大震災などの数多くの災害対応に、平成17年の5町合併という大きな変革期におかれまして、常にリーダーとなり、町政、市政の進展に寄与されてまいりました。本当に御苦労さまでございました。議会を代表して厚く御礼を申し上げます。
どうか、今後も健康に留意され、それぞれの立場で市政発展に御尽力いただきますよう、お願い申し上げます。
いよいよ本格的な春の訪れを感じる中、議員各位、門市長を初め当局の皆様には、何とぞ御自愛いただき、市政伸展のために、今後ともなお一層の御活躍を賜りますように祈念申し上げまして、報道関係各位の御協力にも感謝申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。
続いて、門市長から御挨拶がございます。
市長、門 康彦君。
○市長(門 康彦) (登壇) 第55回淡路市議会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。今議会は、12月1日に開会し、本日までの18日間にわたり、提案しておりました職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例などの条例制定、本庁舎増築工事請負契約締結、
指定管理者の指定などの事件決議、補正予算、諮問など、当面する重要案件につきまして、松本議長、太田副議長を初め、議員の皆様の御精励により、御審議の上、適切な御議決をいただきました。
会期中、本会議、委員会を通じていただきました貴重な御意見や御指導につきましては、今後の市政の推進の指針とさせていただき、今後とも議会と連携を図りながら、市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。
(「12月1日じゃないよ」と呼ぶ者あり)
○議長(松本英志) 静かに。
○市長(門 康彦) 失礼しました。今議会は、3月2日に開会し、本日に至るまで、26日間にわたり提案をしておりました平成27年当初予算を初めという文面で、あとは先ほど申し上げたとおりであります。
しばらくお待ちください。
さて、淡路市は、平成17年4月に旧5町が合併し、この4月1日で丸10年となり、合併10年の検証を踏まえ、これからの10年に向けた新しいステージへの節目の年を迎えています。
また、敗戦後70年、大鳴門橋開通から30年、阪神・淡路大震災から20年と、大きな節目の年にも当たるとともに、ジャパンフローラ2000淡路花博から15年を迎え、去る21日から淡路花博2015花みどりフェアが開幕し、5月31日までの72日間、淡路島各地で多くのイベントが展開されています。
特に、開幕日の休日には、淡路会場の国営明石海峡公園にも多くの観光客の方々が訪れており、豊かな自然、恵みを生かした食、歴史と神話など、淡路島の魅力を伝え、さらなる交流人口の増加につながればと考えています。
最近では、日本女子プロ野球兵庫ディオーネの誘致とホームタウン協定、誘致した聖隷淡路病院での31人の新生児の誕生、夢舞台サスティナブルパークに誘致した企業の本社工場の工事が着実に進捗しているなど、定住人口の確保対策の一つとして、企業誘致に積極的に取り組んだ成果が着実に目に見える形となっています。
さて、平成27年度は、プレミアム付商品券事業による消費喚起対策、U・I・Jターン助成事業による雇用創出等を含めた地域住民生活等緊急支援のための交付金事業に対応した予算でもあり、平成29年度からの第2次総合計画の策定、北淡小学校の整備、小中一貫校の検討、地域防災計画の見直し、赤ちゃん未来の宝物事業等の少子対策、明石海峡大橋を通れない自転車と125CC以下の交通手段の確保など、市の課題である散在する五つの地域の融合を図り、点と点を線で結び、面的に展開するとともに、二眼レフ的な地域整備をしつつ、成熟した市としてのあるべき姿を目指して施策を展開していかなければなりません。
これからも、市民の安全と暮らしを確保するため、議員各位を初め市民の御理解と御協力を得ながら、以前から推進してきました財政健全化の維持、南海トラフ巨大地震対策の安全安心の確保、身の丈に合った人口維持対策、教育、観光、商工業等の適正な生活環境等の整備、福祉の充実、弱者対策など、淡路島のフロントランナーを目指して、職員とともに取り組み、いつかきっと帰りたくなるまちづくりの実現に向け、身の丈に合った維持可能な地域経営を確立するため、一歩ずつ着実に進めてまいります。
さて、淡路市は、1995年、平成7年の震災以降、現在までに復旧復興に要した経費は約863億円、その地方債は約260億円、年間約12億円の償還と100億円を超える残高が市の財政を圧迫しています。
これまで地方負担の全額を措置されるよう要望してきましたが、今年度努力が実り措置されることになり、昨日、県知事初め当局関係者に謝辞を市を代表して述べてきました。
このことにより、また一歩財政健全化に近づきました。市の将来を見据え、身の丈に合った持続可能な行政運営をさらに推し進める努力を継続してまいります。
先ほど議長さんのほうから、市議会を代表して、今回退職等する職員に御慰労の言葉をいただきました。ありがとうございました。
そういった観点で、担当職員の名誉の点からも、新火葬場について一言御礼を申し上げたいと思います。
予算特別委員会総括で答弁をしましたように、あさひ町内会の同意を得、なおかつ隣接の常盤町内会の配意を得まして、条例上関係のある県と協議をし、そして最終的に結論を得た中で、いろいろと進めておりましたが、その途中で、町内会に所属しない人たち、あるいは区域外者等のほうからのいろんな意見等も出てきまして、最終的にあさひ町内会が常盤町内会にも配意をしていただきたいという、口頭でありますが、そういうふうな案件があったわけであります。
結果、市当局としましては、賞美苑のきげきを、きげきに学び、町内会組織の混乱を回避するために場所については凍結、それ以外のものについては粛々として予算を執行すると、これは総括で答えたとおりであります。
今後とも、このことに関しまして、できるだけ今まで以上に、きちんとした対応をしてまいりたいと思っております。
終わりになりますが、一雨ごとに春らしくなってまいります。まだまだ昼夜の寒暖差が大きいと思われます。議員各位には十分に御自愛くださいまして、淡路市市政発展のため、今後とも御支援、御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。
また、報道機関の御協力にもあわせて御礼を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(松本英志) 以上をもちまして終了いたします。
皆さん、大変御苦労さまでございました。
ここで、議員各位並びに3月末をもって退職される部長の皆様に申し上げます。
この後、午後3時15分から、この議場におきまして、退職される部長の皆様からお別れの御挨拶があります。議員各位は、時間になりましたら、自席にお戻りください。
また、広報広聴調査特別委員の皆様に申し上げます。
お別れの御挨拶の後、広報広聴調査特別委員会を開催いたしますので、第3委員会室に御参集願います。
以上であります。
閉 会 午後 3時09分...